膝立ちトレーニングの効果は絶大
「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、【トレーニング方法】 【カラダの作り方】 【動かし方】 に関する記事を、ほぼ毎日2,000文字〜3,000文字投稿していおります。
徐々に現場での指導が増え、サロン内ではそこで得た情報や、トレーニング動画を惜しみなく公開し、サロンメンバーさんの各現場で利用していただいてます。
必ず役に立ちます!
とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。
その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。
今日はその日で、7月3日(金)にサロン内に『膝立ちトレーニングの効果は絶大』をテーマに投稿した記事を無料公開します。 こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。
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おはようございます。
昨日は、菊里高校への "zoom" でトレーニング指導日で、真剣に画面を見すぎるため一気に眼精疲労がたまり、左目の奥が痛くてたまらないカラダラボの石川です。
①背景を変えた画像の中で動いているため
②根本的に荒い画像を見ているため
改善方法としては "mac" より "iPhone" の方が割と画質は良く、画角は縮小されるものの「眼には良いのでは?」と思っております。
これをもとに次、どうなるか検証してみたいと思います。
さて。
今日はその第二回オンライントレの内容を共有したいと思っております。
前回より確実に選手の動きが良くなっていて、トレーニングへの意識や継続性があれば、短期間でも変化が見らるのです。
とはいえ、それが直接的にバレーボールにつながるかは別問題であり、さらに時間が必要になるところでしょう。
さてさて。
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▶︎ クライアントからの要望
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明日Zoomですが、胸骨・肩甲骨の稼働の動作トレーニングがあればお願いしたいです。 レシーブの面作りや懐作りができない選手が多く、脇が閉まった状態で腕だけを左右して振る感じが多くみられます。 あとはレシーブやスパイク動作で腰が折れてしまう選手がほとんどなので、立ち膝系のトレーニングも良いかもしれません。 あとは季節的なサイクルでやっておきたいことがあればお任せします。
要するに、『背骨を使ってレシーブさせたいー』のが一つと、『季節的に必要なトレーニングをお願いしまーす』ということです。
今回のミッションはこの "2つ" を一色単に混ぜ込んで、ルーティーンとして流れの中で全て改善できる方法をとってみました。
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▶︎ 12種類のタオルトレーニング
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【うつ伏せ】
①タオルを持ち肩甲骨を左右に動かす (足首は外旋・背屈)
②①の状態から肩甲骨を右に動かし、左膝を曲げつま先と指先をタッチする (交互に20回)
③①の状態から肩甲骨を右に動かし、左膝を脇の下に動かす (交互に20回)
④左足を伸ばし、肩甲骨を左に動かしつま先をタッチする (片方ずつ20回)
⑤②と③の組み合わせで、②を左右動かしてから、③を左右行う (合計で40回タッチする)
【膝立ち】
⑥肩甲骨を右に動かし、同時に左膝を浮かせ、指先とつま先をタッチ (交互に20回)
⑦肩甲骨を右に動かし、左足を膝を伸ばし真横に伸ばし、指先とつま先をタッチする (交互に20回)
⑧⑥と⑦の組み合わせ →右に肩甲骨を動かし、同時に左膝を浮かせ、指先とつま先をタッチ(⑥) →肩甲骨を左に動かし、同時に右足を膝を伸ばして真横に伸ばし、指先とつま先をタッチする(⑦) →再び⑥ (左右を入れ替えて30回タッチする)
⑨⑥をしたなら、右膝を軸に左180度回転して9m進む (回転軸を交互にし9m×2)
⑩⑧をしたなら、右膝を軸に左180度回転して9m進む (回転軸を交互にし9m×2)
【立位】
11.右に肩甲骨を動かし、左膝を曲げ、体の後ろで指先とつま先をタッチさせ、180度回転して9m進む (回転軸を交互にし9m×2)
12.⑩の立位バージョン →右に肩甲骨を動かし、同時に左膝を浮かせ、指先とつま先を体の後ろでタッチ →肩甲骨を左に動かし、同時に右足を膝を伸ばして真横に伸ばし、指先とつま先をタッチする →再び肩甲骨を右に移動し、体の後ろで左足のつま先とタッチする (左右を入れ替えて30回タッチする)
以上、合計12種目のトレーニングです。
こちら、文字ではわかりづらいと思いますので、後日動画にして共有いたしますので、楽しみにしていてください。
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▶︎ 膝立ちのメリット
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膝立ちでトレーニングをやるメリットはたくさんあります。
その中でも、「足の裏が床に着いてない」ことが最大のメリットで、どういうことかというと『強制的に体幹部からの動き出しを可能にする』のです。
四足歩行の特徴としてお伝えしているのが、『足から動かすのではなく、体幹の捻り戻しの動作に、足が着いてくる』ことです。
それにより、下半身への負荷が軽減するだけでなく、上半身と下半身の筋肉が連動し、『筋連鎖運動』の獲得が期待できるのです。
さらに、今回のトレーニングでは『背骨の回転動作』が盛り込まれているため、『背骨のスピン動作から下肢が動き出す』という、『速筋連鎖運動』が可能なのです。
この効果は絶大です。
その一方で、このトレーニング方法には「最大の弱点」があり、「女子バレー部の選手は膝に分厚いサポーターをしているので問題ないのだが、男子バレー部は薄いサポーターのため膝を床に着いているのがきつく、さらに他の部活はサポーターなんぞしてないため、どうにもそんな姿勢でトレーニングを継続することは困難」なのです。
これが、【膝立ち】の『弱み』です。
とはいえ、そんなこともクリアにするために、既に女子と同じサポーターを着用させ(決してトレーニングのためではなく... レシーブの強化と思うのだが....)、準び万端の状態でした。
ありがとうございます。
さて、これが他部活で浸透させるためには「トレーニング効果の実証」と共に、「ラボ式膝立ちのトレーニング用のサポーターの開発」が必要になると考えてます。
ライトグリーンでラボのロゴがきらびやかになっているヤツです。
『沖縄に行ったら島ぞうり!』
『ラボといったら膝立ちサポーター!!』
と言われるくらい、浸透させたいものです。
今日はこれから神戸に向かいます。 現場からは以上でーす。
#石川貴之のラボ式トレーニング講座 #ゼロ・グラヴィティ理論 #カラダラボ
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