最速移動を生む四足歩行動作

「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、【トレーニング方法】 【カラダの作り方】 【動かし方】 に関する記事を、ほぼ毎日2,000文字〜3,000文字投稿していおります。

サロン内ではそこで得た情報や、トレーニング動画を惜しみなく公開し、サロンメンバーさんの各現場で利用していただいてます。


必ず役に立ちます!


とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。


その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。


今日はその日で、8月11日(火)にサロン内に『最速移動を生む四足歩行動作』をテーマに投稿した記事を、無料公開します。


こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。
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おはようございます。
お盆でも東海道線は混んでいるのだが、一切の話し声はなく、飛沫スコープも安全安心な車内であることを示し南下する、カラダラボの石川です。

さて。


今日は神奈川県立上矢部高校の定例トレーニングDAYです。


聞こえは悪いのですが、「皆ゴキブリ計画」が進められていて、コートの全員がワサワサワサと動き出し、黒いヤツのように素早く動けるようになり、ボールを落さなくなる漆黒の計画です。


コートにゴキちゃんが6人いるところを想像すると、「ゾワッ!」としますね。(決して想像しないでくださいね^^)


それには「最速の四足歩行動作」を手に入れる必要があり(ゴキちゃんは四足歩行とは違うのだが揶揄ですw)、その手順を電車の中で模索しています。


今日は、それについてです。


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▶︎ 最速の四足歩行を手にいてる手順の迷い
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先月は5ヶ月ぶりのトレーニングであったため、神経系のアプローチを星の数ほど行いました。
#銀河系には10億コも輝く星があるらしいヨ

今日は上半身の【胸椎】の部分をアクティブに動かしたくて、トレーニングメニューの提案に行って参ります。


それには...。


① 胸椎を8の字に動かす
② 四足歩行の基本動作の獲得
③ 立位で下半身を連動させる

この3つの工程が必要になります。


順序については、③が最後であることは火を見るよりも明らかです。


上半身の動きが板のように「ズドン」という "ぬりかべ" ちっくなカラダの使い方では、下半身から動き出すこと間違いありません。(そもそも、ぬりかべは足しか動かないのだが...)


動作の初動は胸椎と肩甲骨です!


その一方で、①と②については、「どっちを先に選手に伝えたほうが、習得が早いのかなぁー」と、車内で迷いながらこの文章を打ってます。


①の方が難易度は高いのだけれど、個人的には「こっちを先に習得したほうが、後が楽だよね」と思う反面、難しいすぎるので消化不良になっては、トレーニングが中途半端になる、最悪のシナリオも考えられるのです。


これは避けたい!


その最悪のシナリオを辿ると...


③のトレーニングをすると、「結局、初動が足になってるじゃん!」ということが予想されるのです。


これでは、ゼロ・グラヴィティ理論に反し、「著者が著書に逆らって、真反対のことをし、説得力がないダメパターン間違いなし」です。


そのため、②の四足歩行でしっかり上半身の動き出しを脳にinputしてから、①の胸椎の8の字の動きを加えた方が良いのでは...、と思うところです。


さて、どちらのパターンで行くか、明日の記事でご報告したいと考えてます。


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▶︎ 初級四足歩行の獲得を見分けるポイント
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改めて「四足歩行」と「二足歩行」の違いを申し上げますと、「二足歩行は足から動き出す」のに対して、「四足歩行は体幹の捻りに足がついてくる」ため、後者の方が全身の筋肉が連動して動きやすくなるのです。

どこか一つの筋肉に頼ることがないため、疲労の蓄積を避けられ、結果的に故障を起こしにくいカラダを作ることができるのです。


もう少し踏み込んでお話しすると、本来ヒトが持つ『反射』の能力を取り戻す作用もあるのです。


例えば、体制を崩した状態から姿勢を調節し、正しい姿勢に戻す能力の働きをしてくれたり、骨と筋肉のつなぎ目である腱が、激しい運動により「ちぎれる!」と脳が感じ取り筋収縮を速め、結果的に瞬発力を生んだりと、ジムにあるようなトレーニング器具では鍛えることができないk効果が期待できるのです。


とかく 、良いことずくめです。


さらに、それらの能力を幼少期に忘れない選手の特徴として、正しい「四足歩行の動作」を大人になってもできる傾向が強いのです。


その見分けるポイントはハイハイをしてもらえば一発です。


①初動が手足のどちらが先か

②床につくのが手足どちらが先か

秋口にラボ太田本店で行われた【ラボ式トレーニング講習会】では、四足歩行の獲得をテーマに執り行ったのですが、参加された成人を越える受講生みなさんは、汗を流して必死に手から動かしてました。


参加いただき、本当にありがとうございます。


カラダの疲れもさることながら、『動作を覚える』...いわば...、脳が知らない動作を覚えるといいうのは、脳に対するストレスが半端ないデス!


運動をするとカラダから汗を書くのが皆様も知るところでありますが、脳天から汗をかき「こんな簡単な運動でなんで大汗かくの?」と、自分でも不思議なほど垂れてきます。

#タオルはラボのを何十枚も使ってくださいネ

【汗をかく = 脳にストレスがかかる】


であり、『動作を獲得している証拠』なのです。


とはいえ、脳は『正しい動作も間違った動作も記憶する』ので、動作獲得のトレーニングは『正しい形』で行うことをオススメします。


それではまた更新します。

※試合前にカラダを軽くする "7つ" の即効ストレッチ動画

”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。