【桐山瑞生が語る】~ゼロ・グラヴィティ理論~

【トレーナーを目指したきっかけ】


御茶ノ水店スタッフ桐山は、

今まで様々なスポーツを経験し、

大学でもスポーツ医学を勉強してきた。

小学生のころからスポーツをするのが日常だった。


高校ではハンドボール部に所属。


高校2年生の3月

3年の最後の大会に向けて調整をしていこう

という時期に

膝の前十字靭帯を損傷した。


そんな中、

ケガを誤魔化しながら大会に出て、

最終的には半月板まで損傷してしまった。


ハンド部には、

アスレティックトレーナーが帯同しており、

ケガをしてからは特にお世話になった。


それがきっかけとなり、

スポーツトレーナーになりたい

と思うようになったのだ。


【アメリカへ留学】


アスレティックトレーナーになるため、

スポーツ医学など様々な勉強を、

スポーツ最先端の地

アメリカの大学で行った。


アスレティックトレーナーの資格を取得し、

無事大学を卒業。


そして日本に帰国したのだ。


日本でのスポーツ医療業界を

全く理解していなかったので、

就職活動中、様々な企業の説明会に行った。


その中の1つが、

カラダラボである。


今まで勉強してきたことを生かしながら、

さらにトレーナーとしての知識を

身につけられると感じ、

入社を決めたと話している。


この「ゼロ・グラヴィティ理論」は

“カラダラボの基盤”

となっている考え方であると

私は考えます。


【サピエンス全史からみる身体の使い方】


桐山は、

ゼロ・グラヴィティ理論を通して、

初めてサピエンス全史に触れた。


大学で身体に関係する勉強をしてきたが、

「正しい身体の使い方」

を学んだことはなかった。


まして、


その身体の使い方が250万年前の

身体の使い方に深く関係している

ということも初めて知った。


【正しい身体の使い方】


ゼロ・グラヴィティ理論的

正しい身体の使い方とは、


「四足歩行の身体の使い方を

二足歩行で体現すること」


四足歩行ではどのように身体を使っているのか。


・脊柱で身体を回転する

・身体が捻れる

・上半身と下半身の筋肉が連動する

・手を前に出してから対角の足を前に出す


これを二足歩行で体現したいのだ。


現代の人々でこれをできている人は数少ない。


勤勉や労働により、

椅子に座って1日を終えることが多い。


電車や車などの交通機関が発展したため、

身体を動かす機会も減っている。


身体が固まり、

肩こりや腰痛に悩んでいる人が

多いのではないだろうか。


身体が固まってしまうと、

四足歩行の身体の使い方を体現するのは難しい。


250万年前、


ヒトは四足歩行から二足歩行に進化した。


まだ四足歩行の身体の使い方を、

人々は忘れていなかった。


そのころのヒトは身体を常に動かしていた。


生きるために植物を採取し、動物を狩る。


動物に襲われないように五感を働かせ、

いつでも逃げられるように、

準備をしておく必要があった。


現代のように身体に悩みを持っている人は、

少なかったといわれている。


四足歩行の身体の使い方ができると


・身体が疲れにくい

・身軽

・肩こりなどの症状が起こりにくい


ということが分かった。


これは現代の我々が望んでいる状態ではないだろうか。


文明革命を通して、


・どのようにヒトの身体の使い方が変わってきたのか

・どのような症状に悩むようになってきたのか

・どのように生活が変化してきたのか

・今の私たちがこれからどうするべきなのか


これらを知りたいと思った人には、

「ゼロ・グラヴィティ理論」はおススメである。


【正しい身体の使い方を獲得するための7つの新法則】


7つの新法則とは、

「二足歩行で四足歩行の身体の使い方を

体現するために必要な要素」である。


その7つとは、

1.柔軟性

2.正しい姿勢

3.PNF的対角螺旋運動

4.筋連鎖

5.正しい重心移動

6.胸椎と肩甲骨の連動性

7.四足歩行


これらを1つ目から順に獲得していく必要がある。


7つ獲得できたときに、

正しい身体の使い方が身につくのだ。


順序を辿り、獲得していくのには意味がある。


初級編に当たる柔軟性や

正しい姿勢の獲得には

あまり複雑な動作を必要としない。


3つ目以降になってくると動作が複雑になってくる。


それは様々な筋肉を連動させて行う

ストレッチやトレーニングだからである。


複雑な動作を行うためには、

正しく動作を覚える必要がある。


それを覚える器官は筋肉ではない、脳なのだ。


脳は間違った動作を修正することはできない。


なので、

正しい動作を正確に脳に覚えさせることが大切なのだ。


私は姿勢が悪いといわれることが多い。


また、柔軟性もあるわけではない。


7つの要素のうち、

最初の2つが獲得できていないということだ。


これでは正しい身体の使い方を獲得できない。


ゼロ・グラヴィティ理論のストレッチを行ったり、

自身で姿勢を意識しているが、

常に正しい姿勢でいられることは少ない。


それはまだ、

脳にインプットしきれていないということだ。


なので、今でもストレッチを続けている。


少しづつではあるが、

柔軟性も上がり、

正しい姿勢に近づいてきている。


これから

「ゼロ・グラヴィティ理論」を

読んでくださる人に伝えたい。


ストレッチの成果はすぐに出てこないかもしれない。


ストレッチが痛くて、

辛いと思うことがあるかもしれない。


それは脳へのインプットが足りないということ。


最後まで諦めずに行うことで、

正しい身体の使い方を獲得できるのだ。


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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。