トレーニングの "9つ" の評価軸とは


「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、"トレーニング" や "カラダの作り方" "動かし方"に関する記事を、毎日2,000文字〜3,000文字投稿していおり、 近頃は【バッティング再興戦略】の創作に勤しんでます。

 

サロンメンバーの皆さんには、「ここ、こんな表現がわかりやすいのでは?」「動画あったらわかりやすいですね」などと助言をいただき、みんなで作品を創り、完成への過程を楽しんでいただいてます。

 

とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。 
 
その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。 
 

今日は5月7日(木)にサロン内に投稿した『トレーニングの "9つ" の評価軸』を無料公開します。 

 
 こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。 



▶︎トレーニングの "9つ" の評価軸とは


こんばんは。


クルマの運転キライなボクが、スタッフが車内で固有の空間があることに、「羨ましいなぁー」と、人生ではじめてクルマに嫉妬した石川です。


あと1か月も、"精神と時の部屋" で修行するのは、キツいっす。


今まで「クルマは絶対にいらない!」と言い張って、ゴメンなさい。

さて、今日はみなさんにご覧いただきたモノが、一つあります。


それは、5月3日(日)に配信した「カウンター動作」の "YouTube動画解説" であり、その中のお蔵入りになった部分です。


macが絶好調だったのか、回線が混み合っていないのか、ダウンロードに成功し、タイムラインにアップできるようになりました。(※拍手)

精魂込めて編集した動画(編集30分程/アップロード180分してもできなかったw)なので、今日の記事に添付させてください。

その部分は、最初の『12秒だけ』であり、内容には一切支障をきたさないため、「それだけのために、これだけの時間を費やす必要はあるの?」と、自問自答の毎日で10円ハゲができそうです。

なので、そこだけ見ていただければ、ボクの気持ちは晴れやかになりますので、「チラ見」していただけたらうれしーです。


くれぐれも、『新しい動画がアップされた!』と思い違いしないでくださいね。




▶︎ コンディショニングの評価軸の設定


現在カラダラボでは、あるミッションが課せられていて、それはトムクルーズよりも評価軸がファジーで、ヒトの感覚だけが頼りになります。


それは、筋肉やツボをさわる『タッチ感覚』であり、自分自身で評価するのが最も困難であり、セラピストの永遠の課題です。


先週の幹部ミーティングでは、そのレベルアップには、「この "3つ" がクロスオーバーすれば、レベルアップするんじゃない?」と、みんなで手応を感じ終えました。


▽マニュアルコンタクトの成長を促す "3ヶ条"
①筋肉を正しくマニュアルコンタク(触る)できる
②筋肉を立体的に頭の中でイメージできる
③筋肉のスケッチをする


今日はそれから1週間が経過し、フィードバックのミーティングを行いましたが、そこで思い知らされたのが『評価軸の設定』の必要性です。

▽ミーティングでの会話から
石川:1週間経過して上手になってきた?
店長:KING(一番上手いヒト)に比べると、ダメですよねー。
石川:そりゃ、KINGと比べてはそうだよねー。先週の〇〇さんと比較したらどうなの?
店長:まだ、時間かかりますねー。
石川:うーん。

という具合です。


これでは抽象的すぎて、「ボク」「店長」「スタッフ」も「現在地不明の、地獄への迷宮入り」です。


これでは、目的である『正しいマニュアルコンタクトの獲得』には程遠いと思い、「担当するスタッフをどう評価するのが正しいのか」について、話し合ったのです。


ラボもまだこんなレベルであり、"伸びしろ" しかありません。


今後とも応援よろしくお願いします。


とはいえ、ヒトの感覚値を可視化するのは本当に難しいのは確かで、それが可能なら誰でも一流のセラピストになり、プロアスリートからひっぱりだこで、店長の言い分も痛いほどわかります。


そこで、マネジャーであるKING川津(一番上手なヒト)に意見を求めたところ、「筋肉の起始・停止・運動点・アウトラインを触れるかが大事なので、それができているかどうかですよねー」と、今日のミーティングはこの言葉で終了です。


本当にありがとう。


つまるところ、「筋肉の起始・停止・運動点・アウトライン」が、速く正確にマニュアルコンタクできれば、「頭の中で筋肉の構造がイメージできた!」となり、「目的達成の目安になるのでは?」ということです。

それならば、店長の評価は "4つ" の項目を評価すれば良いし、スタッフはそれが道標になるので、「迷いがなく」突き進むことができます。


ただ、「その道標がが本当に正しいのか?」は、随時フィードバックして改善していく必要がありますね。

スタッフを迷わすべきでない場所で迷うと、遭難して "富士の樹海" から帰還することはできません。

とかく、この "4つ" を評価軸にし、来週の幹部ミーティングに臨みたいと思いますので、成果を楽しみにしてください。



▶︎ トレーニングの評価軸の設定


コンディショニング同様に、トレーニングでの評価軸の設定も難しいのです。


なぜなら、「トレーニングの成果は、プレーが一番の評価になる」からです。


とはいえ、それも道標が必要であり、いくつかの設定を行います。

▽トレーニングの道標 "9ヶ条"
①正しい姿勢が取れているか
②動作がスムーズであるか
③肩甲骨・体幹部・股関節の連動感があるか
④重心の乗る位置が適切か
⑤目標としている時間で終えられるか
⑥最後まであきらめないか
⑦きのうよりも伸びているか
⑧トレーニングの目的を理解しているか
⑨トレーニングの目的が、プレーに反映されているか

こんなところを、選手のトレーニングの道標としたり、ご自身のカラダ作りの評価軸としていただければと思います。


今日は、「カラダラボのミッションの評価軸」についてでした。


それではまた明日更新します。


”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。