バレーはネットがあると飛躍的に難易度があがる


「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、【トレーニング方法】  【カラダの作り方】 【動かし方】 に関する記事を、ほぼ毎日2,000文字〜3,000文字投稿していおります。 


緊急事態宣言が解除されたことで徐々に現場での指導が増え、サロン内ではそこで得た情報や、トレーニング動画を惜しみなく公開し、サロンメンバーさんの各現場で利用していただいてます。 


必ず役に立ちます! 


とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。 


その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。 


今日はその日で、6月25日(木)にサロン内に『ネットがあると難易度が飛躍的にあがる』をテーマに投稿した記事を無料公開します。 


こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。



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こんにちは。 

関東では震度5弱の地震が起き、会社内ではクラスターが発生するなか、宮崎県で平和ボケしてる、都城市民の石川です。  


報道で「クラスターが発生しました!」とか、「緊急事態宣言解除後としては最多の55人!」と流れ「東京ヤバイよね」と格好の話題のネタになり、一緒にガクブルしています。 


とはいえ、おそらく東京にいれば全く恐怖を感じないでしょう。 


とかく 、『地方』から見る『東京』はマスメディアが作る虚像によりイメージが先行している感があり、地方に長期滞在することで「東京コワッ!」と実体験している最中です。 


「印象」は「イメージ」により創られます。 


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▶︎ 実践形式の練習に入ります 

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さて。 

昨日の練習では「左肘の2回引き」をイメージさせながら、カウンター打ちを練習しました。  


裏カウンター = 背骨の左回転 

表カウンター = 背骨の右回転 


要するに、「左肘を引いてから右脇の下にもってこい」です。  


その結果、『側屈』がなくなり『背骨の回転』が空中で行えるようになり、一定の効果はあることが確認できてます。  


今日はゲームの中でカウンタースパイクが出せるか否かのチェックに入り、より実践に近い形式で「練習の成果を発揮する」ことになります。 


複雑な練習になればなるほど、動作が小さくなり、再現性が低くなります。  


単純に「他にやるべきことが増える」のです。 


とはいえ、実際に試される場はより複雑度の高い【公式戦】になるので、練習で出せないようなことが試合で発揮できるはずがありません。 


さらに、【公式戦】になれば、「メンタル」「対戦相手の状態」「自分の体調」など、いつもの調子でプレーができなくなる要素がいくつもあり、細かな動作を意識して確認する余裕もなくなります。


車の免許を取得するのに、仮免許を獲得して一般道を走るのと、その前に教習所内を運転するのでは、難易度は雲泥の差があります。 


教習所内では、おばあちゃんがヨボヨボ歩いてくることもないし、子供が飛び出して「危ないっ!」と思うこともありません。 


つまるところ、教習所内の走行では普通にできることが、一般道を走行すると外的要因が多くなり、『練習ではできてたのに... 外に出るとできない...。(涙)』と、何度も本免をパスすることができず、涙を飲むことになるのです。 


残念です。 


なので、練習で「考えなくてもカウンター動作が出る」くらいに数をこなす必要があり、練習でもより実践形式に近い形で目的の動作が発揮できることが、【公式戦】でチカラを発揮するポイントになります。 今日の練習が楽しみです。 


彼女達の今日は、仮免の試験日です。 


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▶︎ フォーム作りの "1つ" の課題 

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今日はもう "1つ" 課題がありまして... 『ネットに近いボールをどう処理するか』 です。 


バレーボールをする限り、ネットとの攻防を度外視することはできません。  


それは、バスケットボールをするのにゴールがないのと同じで、なければ競技として成立しません。


そのネットですが、セッターのトスが正確無比と言われようが、やはりネットに近くなるボールはありまして、それを打ち切っては手がネットに触れてしまい相手に一点入ります。  


いわゆる「ネッチ」で反則です。 ソレを回避するために、左手でブロックに当てたり、フェイントをしたり、ブロックアウトを狙ったりと様々な方法が模索されています。 


その対処法で有効なのが、「プッシュ」です。 


ブロッカーよりも速いテンポで空中にいき、「近い」と思った瞬間にテイクバックをとらず、指先でボールを弾くように上から下に落とすのです。  


ネットに近いため通常のボールよりブロックとの距離が短く、ブロッカーより速く反応できれば、相手の飛びぎわにボールを触れば1点獲得です。  


さらに、ダブルカウンターとの組み合わせが効果抜群で、通常より近いボールでも打てる打法なので、「相手にプッシュを見せておき、ブロックの落ちぎわにカウンターで打てれば、ブロックを利用して打つことができる」のです。 ブロックアウトで1点 GETです。  


要するに、近いボールは失点する確率が高いのだが、『ダブルカウンター』と『プッシュ』の使い分けで、得点できる確率が非常に上がってくるのです。 


ネガティブな部分をポジティブに変える「ネガポジ変換法」です。 


それを実現するためには、「ある程度の高さ」が必要で、『身長が高い』か『ジャンプ力がある』のどちらかが求められます。(当然、どちらもあればベストなのだが...。) 


つまり、春に「腱」を強くしてジャンプ力を上げ、夏に「円滑な関節な運動」の獲得はダブルカウンターの打法であり、この "2つ" を組み合わせることで「ネットに近いボールに強くなる」のです。


『ネット際の攻防を制するものは試合を制す』です。  


『ゴール下を制するものは試合を制す』でお馴染みの桜木花道です。  


その辺りをこれから練り上げて、夕方の練習に挑みたいと思います。 


それではまた更新しまーす。




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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。