身体作りのヒントはイチロー選手とダルビッシュ選手の考え方にある

1.名古屋講習会、良質なたんぱく質を摂取しダイエットを

2017年9月9日(土)は名古屋で講習が決まりました。

まだまだ西日本は暑いようで、気候の変化には気を付けなくてはなりません。

名古屋の夜は毎回、良質なたんぱく質を摂取することができるので、

大好きな土地の一つです。

汗を流した後には、毎度おなじみ今池の炭火焼肉仁にて、

麦酒と良質なたんぱく質を摂取してきたいと考えているところです。

今回の内容は、神奈川・浜松に続き肩甲骨と胸椎の使い方を講義し

ストレッチ&トレーニングを行ってきたいと考えております。

名古屋では食のテーマも盛り込んでお話しするので、

日常の患者様との会話が非常に役立ちます。

また高校生が対象となるので、下級生は解説を理解しながら

自分の身体を動かすのに時間がかかり、脳みそも身体も汗をかい、

大変な一日となるでしょう。

あきらめずに習得していただければ必ずパフォーマンス向上しますので頑張りましょう。

おまけにダイエット効果もあり、スリムアップするという特典付きです。

やるしかない。

2.身体作りのヒントはイチロー選手とダルビッシュ選手の考え方にある

前回のblogでは1万2千年前の農業革命と身体をテーマに記しました。

見られてない方は是非こちらを↓

http://ameblo.jp/hatudai-global/entry-12307261858.html

その中で、

「農業革命が起こる1万2千年前以前に狩猟採集民が木を登り、

ガゼルを追い回していた時の身体の使い方を獲得できれば、

椎間板ヘルニア・膝痛などの症状の改善が見込める。」

したがって、

「1万2千年前以前の身体の使い方を、

現代人が習得したら椎間板ヘルニア・膝痛の症状が無くなる」

という考えで、これから目指すべき身体作りは、

1万2千年前にまだ四足歩行の動きを忘れていない狩猟採集民の時代と

お伝えしてきました。

それを作るうえで、現代のトップアスリートの言葉を今日は紹介したいと考えます。

それはMLBで大活躍しているイチロー選手とダルビッシュ選手の言葉。

二人とも身体に対する意識は高く、

トップパフォーマンスを出すためには野球だけやっていては向上していかない。

更なる進化を遂げるに、様々な角度から身体作りについて考え、

色々なトレーニングに取り組み、独自の理論を展開しております。

そこに、我々人間が目指す身体作りのヒントが隠されております。

3.イチローのトレーニングに対する論理

イチロー選手と稲葉篤紀との対談から

稲葉:

今トレーニングをして身体を大きくしてそれを活かすのが流行っているじゃないですか?

それってどう思いますか?

イチロー:

いや、全然だめでしょ。

自分に持って生まれたバランスが絶対ありますから、それを崩したらだめですよ。

だってトラとかライオンとかはウエイトトレーニングしないですからね。

人間知恵があるから、色んなことをやっちゃうんですよ。

本来のバランスを保ってないと、筋肉を大きくしても、

それを支えている腱とか関節とか鍛えられないから。

だから壊れちゃうんですよ、重さに耐えられないから。

大きくしたら、膝にくるし、関節にきますよね?

それって当たり前の事なんですよ。

稲葉:ただ大きくするだけでもね・・・

イチロー:だから、人体を理解すると一番動きとかトレーニングもそうですけど、

だいぶ差が出ますね。

稲葉:それわかったのっていつぐらい?

イチロー:僕も結構ウエイトトレーニングをやりました。

やって身体大きくなってバカだからうれしくなるじゃないですか。

春先にスイングスピードが落ちるんですよ。

そういう失敗を重ねて6、7年は同じことを繰り返してましたよ。

稲葉:そのときふっと気づいたの?

イチロー:毎年不思議だったんですけど、春先が全然動けないんですよ。

シーズン入ったら痩せてくるじゃないですか。

シーズン中はそんなトレーニングできないので痩せるじゃないですか。

そうするとスイングスピードが上がってくるんですよ。

無駄なところが省かれてくるから。

それが答えじゃないですか。

だから本来のバランスを崩してはダメなんですよ。

だって情報が多すぎて、どれをピックアップしていいかっていう問題はありますよ。

稲葉:今みんなそういう時代になってきている。

知識がありすぎている。

イチロー:頭でっかちになる傾向はありますね。

4.ダルビッシュのトレーニングに対する論理

ダルビッシュ:

トラとかライオンとかは昔ウエイトトレーニングがなかった。

元々トラとかライオンは身体能力が強い人達。

普通に野球をするとトラとかライオンが生き残る。

今って何が起きてるかというと、シマウマがウエイトトレーニングを始めて、

ライオン達よりも足が速くなっちゃって、ライオン達より強くなっちゃってる。

だからライオン達もトレーニングをしないといけないっていう風に思ってます。

日本はいつまでたってもトレーニングをしないシマウマなので、

これからさきどんどん食べられてしまう状況下にある。

最後、日本球界ヤバイという時に始めても遅いと思うから皆さんに伝えている。

5.まとめと次回の展望

イチロー選手

 ・生まれ持った身体のバランスを大事にする

 ・筋肉を鍛えすぎると腱や関節に負担がかかる

 ・ウエイトトレーニングの機会を減らすとスイングスピードが速くなる

ダルビッシュ選手

 ・トラやライオンに立ち向かうためには、

  我々シマウマがウエイトトレーニングをして筋力をアップしなくてはならない。

 ・最高球速が出て、MLBのバッターがストレートに振り遅れてる

 ・力を入れなくても球速が出る

40歳を過ぎても、数々の偉業を成し遂げてきたイチロー選手の言うことには

納得せざる負えません。

一方、日本ハム時代から誰よりも身体作りに取り組み、

今では自身が得た知恵を日本球界の選手に分け与えてるダルビッシュ選手。

こちらの言うことも間違ってないように感じます。

因みに小職は北海道生まれ、北海道育ちですので日本ハムファイターズの大ファンです。

ダルビッシュ選手の投球を、再び日本で見たいと心より願っております。

さて、私的なことは置いておき、皆さんはどう考えますか?

これを人間の進化の過程を考えてきた当blogではどう考えていくか。

それを次回お伝えしていきたいと思います。


身体の使い方はアスリート並みの、弊社藤田トレーナー。

”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。