肩甲骨ダイエットで脂肪燃焼
神奈川県の県立高校でストレッチ・トレーニング・肩甲骨の使い方について解説。
蒸し風呂のような体育館の中で汗の量が半端なく、水と麦茶を大量に流し込みました。
おそらく体重が推定1.5キロは減ったと思います。
(夕食はタンパク質もアルコールも摂取しましたので適正に戻っていると思います)
一瞬ダイエットしたい方には、夏の体育館はおススメだなと頭によぎりました。
更にストレッチ&トレーニングで燃焼すればダイエットどころか、
熱中症にもなりかねない運動量です。
さて、今年4回目の指導となりましたが、今回は肩甲骨の使い方というところで、
伝え方が難しい項目です。
しかし、運動パフォーマンス向上もさることながら、
怪我をしない身体作りには重要な項目の一つになってきます。
その結果、キツイトレーニング後にもかかわらず選手の動きは軽く、
良い状態になったように思えます。
そもそも、肩甲骨を前に回すか後ろに回すかで背骨との連動性が違います。
ここはダイエットをされてる方には必見ですので、
参考にしていただければありがたいです。
1.肩甲骨の回し方
肩甲骨を後ろに回す → 胸椎(背骨上部)が伸びる → 姿勢が良くなる
肩甲骨を前に回す → 胸椎(背骨上部)が猫背に → 姿勢が丸まる
上記のように、姿勢が高くなればなるほど頭部の重みを背骨や骨盤で支えられるので、
肩こり・腰痛になりずらくなります。
普段パソコン・スマホ・ゲームなどを使用する人は、自然と肩甲骨が前回りになり、
胸椎が猫背になり姿勢が丸まってきます。
心当たりのある方は大勢いるのではないでしょうか。
戸塚へ向かう移動の中でも、電車に乗車するとスマホを使用してない人を探すのが
難しいくらいの使用率に思えます。
かく言う私も日々スマホが手放せなく、首・肩こりを感じる日々を過ごしていますが。
姿勢が良い人に限って、ダイエットが必要な人は少ないですしね。
肩甲骨の後ろ回しはいつでもどこでもできるので、
日常の課題として現代人は持たなくてはならないです。
2.褐色脂肪細胞
よく、ダイエットには褐色脂肪細胞をどう燃焼するかが必須と言われます。
その褐色脂肪細胞は肩甲骨周辺と内転筋群に存在します。
この褐色脂肪細胞は激しい運動をしなくても
柔軟性があれば脂肪を燃焼しやすくなると伝えられてます。
したがって、肩甲骨を後ろに回すストレッチをたくさんすれば、
強度の運動をしなくても痩せやすい、そして太りにくい身体を獲得すること
ができるのです。
そう聞くと、肩甲骨に柔軟性が備わっている人は痩せてる人が多い。
日常から様々な方の肩甲骨を観察してますが、
太ってる人に限って柔軟性が乏しいですし
痩せている人は柔軟性があると実感しております。
若年層のうちに肩甲骨の柔軟性を獲得することは、
運動パフォーマンスを向上するだけでなく、
将来太りにくい身体を事前に作ることができるので、
そういう意味でも今回の取り組みは将来的に喜んでもらえるかもしれません。
選手によっては20年後に
「太らない身体を作っていただき、ありがとうございます!」
と言われるかもしれませんね。
筋肉的には僧帽筋・菱形筋あたりに多く含まれてそうな部位です。
スポーツジムに通っている方であれば、
ショルダープレス・プルダウン系のマシンになってくると思いますが、
あまり負荷が強すぎると、筋肉が過剰についてしまうので軽負荷をお薦めします。
タオルくらいの重さでも、ゆっくり動かせば「ジトーーーー」っと汗が出てくるので、
地味に動かせば良いでしょう。
ショルダープレスやプルダウン系のマシンエクササイズをイメージして、
タオルを手に取り、行っていただければ最適です。
もちろん、ボディービルダーのような見せる身体を作る人は別です。
3.バランスよくダイエット
そういえば先日オーストラリアで25歳のボディービルダーの女性が
プロテインの過剰摂取で死亡するというニュースが流れていました。
彼女はサプリメントをはじめ、赤身の肉や卵白など
たんぱく質の豊富な食事をとっていて、
亡くなる前には「常に眠い」という異変を感じてたようです。
この病気は「尿素サイクル異常症」と言われるもので、
出生時は正常であっても、
症状が進行するにつれて、脳浮腫や過換気症候群や低体温、
けいれん、昏睡状態を引き起こすおそれがあり、
重症の場合は肝臓移植を受ける必要があるという。
ネットでしか情報を知ることができませんので、
本質的に何が悪かったのか知る由もありません。
ただ一つ言えることは何事もバランスよく行うことが大事ということでしょう。
これは食事にしてもトレーニングにしても同じことが言えます。
MLBのイチロー選手も「本来持っている人間のバランスを大事にしなくてはならない」
と訴えてます。
過剰なダイエットも良くないですし、限度を超えて体重が増加するのも
身体に多大な負荷がかかるので、一般の方ですと生活習慣病まっしぐらでしょうね。
ダイエットの手技・手法もあまり過激にならないように、
ゆっくりじんわりと肩甲骨を後ろ回しで行い、健康的にスリムなBodyを獲得しましょう。
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