45歳で現役を続けられるイチロー選手の凄み
イチロー選手の実績
イチロー選手は、現在シアトル・マリナーズに会長付特別補佐として所属しており、
これまで積み上げてきた安打数は日米通算で4367本、
シーズン安打最多記録は262本、10年連続200本安打を達成しています。
メジャーに移籍してから今年で現役19年目、
オリックス・ブルーウェーブ入団から数えると日米通算で28年目となります。
一般的にプロ野球選手が現役でいられる期間はそう長くないと言われており、
プロ野球選手の平均引退年齢は約29歳とされています。
40歳を迎える前に引退する選手がほとんどで、
選手の平均現役年数は約9年、長くても20年前後というのが現実です。
そんな中、イチロー選手は「最低50歳現役」を掲げています。
現役を続けられる秘訣は怪我予防にあった
なぜ若者に負けず現役選手としてイチロー選手は活躍できるのでしょうか。
それは故障に対する対策、怪我予防の意識が強いからと言えます。
メジャーに移籍して以降は故障などで戦線離脱することがほとんどなく、
WBCのときに、極度の疲労で胃潰瘍になった2009年開幕時の1度だけが
唯一の体調不良ではないでしょうか。
実績として毎年平均で約159試合に出場し、多く出塁をし活躍しています。
イチロー選手は21世紀以降でメジャーリーグの試合に
最も多く出場した選手であると言われています。
そんなイチロー選手の怪我予防となっているのは、
体の柔らかさを高める運動を重視すると共に、
ストレッチを入念に行ったり、怪我しやすいヘッドスライディングをしない
といった対策を常に立てているのです。
野球だけではない!走り姿からみるイチロー選手
皆さんは以前に放送されていたイチロー選手が出演している
NTT 東日本のCMをご覧になったことはありますでしょうか?
私はあのCMをみて衝撃を受けたことを覚えています。
・走る時に肩甲骨が上手く使えている(脱力感)
・腕の位置は違えど、ボールを投げるスナップ動作と同じように腕を使っている
・力感が無く、体幹が捻れている
・限りなくボールを握っていない
・ボールを軽く握っている分、肘への負担が軽減されている
・ボールにスピンをかけられ、回転数が上がる
・掌屈と背屈、橈屈と尺屈、回外と回内のバランスがとれている
中でも、走る動作でしっかりと肩甲骨を引き、行えているスナップ動作、
ボールを投げる時のスナップ動作がとても素晴らしいです。
そこで今回はイチロー選手のようなスナップ動作を
体現するためのトレーニングをご紹介致します。
スナップ動作トレーニング3選
【神経系トレver.9】
①膝立ちになる
②右肘と左膝を近づける
③膝と肘を伸ばす
④右指先と左つま先をタッチする
⑤左右交互に30回続ける
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1075723885356605440
この時、注意したいのは膝立ちの間隔を肩幅より広くし、
肘と膝を近づけた際に、拳と足首はできる限り外側にします。
身体は斜めにしても大丈夫です。
【スナップ動作ver.2】
①両肘を正中線に近づける
②左肘は動かさない
③右手首のスナップ動作を効かせ、水平に腕を伸ばす
④伸ばした瞬間に、さらにスナップ動作を使い引き戻す
⑥連続で20回行い反対側も行う
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1088408681694162946?s=21
【スナップ動作ver.3】
①両肘を正中線に近づける
②左肘は動かさない
③右肘をリリースポイントへ移動
④右手首のスナップ動作を効かせ、斜め45度に肘を伸ばす
④伸ばした瞬間に、さらにスナップ動作を使い引き戻す
⑥連続で20回行い反対側も行う
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1089409438543310848?s=21
このようなトレーニングがスムーズに行えるようになると
イチロー選手のようなスナップ動作を皆さんも獲得することができます。
また、怪我予防・球速アップにも繋がりますので、是非やってみて下さい。
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