ダルビッシュ有投手から学ぶ投球重心移動

皆さんは、ダルビッシュ有投手をご存知ですか?


2004年のドラフト会議で、

日本ハムファイターズからドラフト1位指名されて入団し、

入団2年目からエースとして活躍、最優秀防御率2回と奪三振王3回、

最高勝率1回のタイトル獲得をしました。


2009年のWBCでは決勝戦の勝利投手となり、

その活躍がMLBのスカウトに評価され

2012年にMLBのテキサス・レンジャーズにポスティング移籍しました。


MLB入団後も、3年連続二桁勝利を記録しました。


昨年は右腕の故障に苦しんだダルビッシュ有投手ですが、

オープン戦後に「キャリアで最高」と復活への手応えを見せました。


この、「キャリアで最高」という意味をダルビッシュ有投手に問うと、

「それは97マイル出ている。スライダーもすごく良かった。

 

スプリットも良かった。人生で最高のボールだ!」と発言したそうです。


さらに、「これから疲れもたまってきたりするかもしれないので、

それに対応できるようにしたいと思います」 と発言しその通りに思えます。


どれだけ肩や肘に疲労を蓄積せず、膝のリズム感を出していくかが、

今期継続的に活躍する鍵に思えます。


そんなダルビッシュ有投手にはぜひとも今年は完全復活をし、

周囲を魅了する圧倒的なピッチングを見せていただきたいと思います。


さてそんなダルビッシュ有投手の投球フォームに注目してみました。


下半身と上半身の連動性がしっかりととれ、

恵まれた体格から生み出す大きなエネルギーがしっかりとボールに伝えられています。


それはなぜか?

ダルビッシュ有投手は着地のとき、下半身は回転し始めますが上半身は回転せず

下半身の着地が完了してから一気に上半身の回転をしているからなのです。


そこで今回はダルビッシュ有投手のように、

右の腰を左の腰に乗せるような重心移動をし、

踏み出した足に全体重を乗せて投げるイメージを掴むための

重心移動トレーニングをご紹介致します。


【投球重心移動トレver.2】

①和式トイレ座りから左足を伸ばす

②左に7割重心移動

③右は真ん中まで重心移動

④左に重心移動をしながら投球動作をする

⑤左右交互20回繰り返す


動画はこちらから↓↓

https://twitter.com/labo_karada/status/1095932081106874368


Check point


※③は右に戻りすぎないように注意

※投球動作時に左肘が正中線を超え、右腕より高い位置に

※左手首の回外、右手首の回内

※できるだけ低い状態で重心移動

※伸びてる方の足首は背屈


【投球重心移動トレver.3】

①和式トイレ座りから左足を伸ばす

②左に膝を完全に伸ばして重心移動をし投球動作

⑤左右交互20回繰り返す


動画はこちらから↓↓

https://twitter.com/labo_karada/status/1095933801170034689


Check point


※完全に膝を伸ばす

※流れを止めないこと

※投球動作時に左肘が正中線を超え、右腕より高い位置に

※左手首の回外、右手首の回内

※伸びてる方の足首は背屈


【投球重心移動トレver.4】

①和式トイレ座りから左足を伸ばす

②膝を真っ直ぐ伸ばして、左に7割重心移動

③真ん中に戻る(5割)

④右に重心移動をして投球動作

左右交互20回繰り返す


動画はこちらから↓↓

https://twitter.com/labo_karada/status/1096378512477368320

Check point


※5割、7割の際に真っ直ぐ膝を伸ばす

※流れを止めないように動くこと

※投球動作時に左肘が正中線を超え、右腕より高い位置に

※左手首の回外、右手首の回内

※伸びてる方の足首は背屈


これらのトレーニングを流れを止めないように

スムーズにできるようになるとダルビッシュ有投手のような

下半身の回転を上手に使った投球をすることができ、球速アップも期待できます。

ぜひ皆さんも行ってみてください!


#重心移動 #投球動作 #投球フォーム #野球 #ダルビッシュ有

”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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