【春に気をつけたい捻挫】
新年度、新学期がスタートしました!
中学・高校から運動をはじめる選手たち、
春、特に気をつけたいのが捻挫です。
いきなりのハードな練習についていく心も身体も
バッチリ準備できている選手はそうはいません。
今回は捻挫をしない足を作るための記事です。
指先立ちで歩くことができますか?
指先立ちといってもつま先立ちではありません。
指先立ちとは足の指を(バレリーナのように)グーにした状態を言います。
大抵の方は
「ひぇ~!こんなことしたら骨折しちゃうよ!」
なんて思ったのではないでしょうか?
しかし子どもたち、特に年齢が低ければ低いほどこれができる子が多いのです!
(ちなみにラボのスタッフは8人中、6人はこれができます!)
これができる方は
1足首が柔らかい
2足の甲が柔らかく、指が自由に動かせる
3ふくらはぎとアキレス腱が柔らかい
つまり捻挫をしにくい、
もしくは、捻挫をしても回復が早い人なのです。
実践 1足首の柔軟性獲得
和式トイレ座り(蹲踞・そんきょ)をしてみましょう!
足首が硬い方はかかとが床につかない、
または、後ろにごろっと転がってしまいます。
始めはできなくても少しずつ床にかかとが着くようになりますよ。
特に足首の柔軟性はジャンプ動作にも重要です。
ジャンプ動作のある競技をしている選手でこの座り方ができないのはマズイ、、、。
実践 2足の甲と指の柔軟性獲得
指先立ちで足の甲を柔らかくしよう!
先程の痛そうなやつです。笑
いきなりは無理!
という方がほとんどかと思いますので
まずは椅子に座って片方ずつやってみましょう!
足の指でじゃんけんしてみよう!
足の指を
グー・チョキ(2パターン)・パー
自由に動かせますか?
指同士がくっついてしまってパーができない!
という方。。。
危険です注意
もし捻挫でもしたら致命傷!
治りが悪いだけでなく痛みも長引いてしまいますよ!
実践 3ふくらはぎとアキレス腱の柔軟性獲得
アキレス腱伸ばしでふくらはぎも柔らかくなる!
ふくらはぎの筋肉を柔らかくしておくことで
シンスプリント(疲労骨折)のリスク軽減にもつながります。
後ろ足のかかとを床につけるように行います。
特に冬の間にふくらはぎとアキレス腱が硬くなります。
冬からのケアで春の症状を抑えることができます。
大人になるにつれ本能が薄れていく
赤ちゃんの足の指を観察すると、
くにゃくにゃ動かしているのがわかると思います。
人間はもともと裸足で土の上、草の上、岩の上、木の上を駆け回っていたので
赤ちゃんには本能が残っているのがわかります。
手の指5本。
足の指5本。
手はこまかい作業のため日中よく動かしますが、
足の指はどうでしょうか?
靴下を履いて靴を履いてしまったら
足の指なんて動かそうと思わないですよね。
人間の本能は12歳でなくなると言われています。
それ以降はストレッチやトレーニングなどをして
意図的に足の指を使っていかなくてはなりません。
硬いものは曲げるとパキっと折れてしまいますが
柔らかいものは曲げてもある程度はぐにゃっと戻りますよね。
ちょうど木と竹がイメージしやすいと思います。
人のカラダもそうです。
柔らかければパキっといかずにダメージは少なく済みます。
捻挫だけではなく、怪我は未然に防ぐことが大事です。
これらのストレッチを実践してみましょう。
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