フィジークの目指すウエストは「ゼログラ理論」と方向性が一緒!?


▶︎ブログがきっかけで新規顧客が来店!?


こんにちは。


「ボディービル」と「フィジーク」の違いを、このブログ投稿がきっかけで知ることになった、細マッチョでもない筋トレ嫌いの石川です。(※決して筋トレ批判を匂わせている訳ではありませんし、ちゃんと嗅覚は機能してますw)


その「フィジーク」というワードをググったのは、きのうの弊社スタッフの日報からで、それを抜粋しますネ。


新規でお越しいただいたお客様は、大学に通いながら、
個人でパーソナルトレーニングの指導と、
フィジークをやっているということでした。 


フィジークのコーチが石川さんの本をブログに上げていたことが
きっかけで、
わざわざ久喜から電車と徒歩で来店してくださいました。

 石川さんのTwitterとブログも
随時チェックをしているとのことでした!

 今年の目標はメンテナンスをしっかりする!

 とのことで、
再来週も来てくださいます。
期待に答えられるように
フィジークの大会に向けて
準備は入念にしていきたいです。

以上


久喜から太田までは電車で40分あり、太田駅からラボまでは徒歩25分程度かかります。


往復すると2時間を軽くこえ、そこまで時間をかけてお越しいただいき、先ずは感謝でしかありません。


ありがとうございます。



▶︎ボディービルとフィジークの違い


調べてみるとボディービルとフィジークの違いは、下記の通りで『細マッチョ』を連想させます。


●ボディービルの特徴

  1. 全体的に大きな筋肉
  2. 下半身も発達している
  3. ブーメランパンツ


●フィジークの特徴

  1. ボディービルにくらべ筋肉は少なめ
  2. 逆三角形の体型
  3. 「ギュッ」と絞れたウエスト
  4. サーフパンツ
  5. ヘアスタイやパンツデザインも審査基準に



▶︎フィジークは人間の進化の過程にマッチする!!


さて、

特徴を知ったことで、フィジークの方にボクの考えているトレーニングがどう役立つか勝手に考えてみましょう。


皆様もご存知の通り、ボクは「アンチ過度なウエイトトレーニング」なので(※「過度な」ですからねw)、筋肥大をさせることはできないので、ボディービルダーさんにお手伝いできることは、あまり少ないように思えます。


ただ、

フィジーク競技の場合は、「ギュッ」と絞れたウエイトを作る必要があり、それはアプローチの仕方に限らず、「考え方のベクトルが同じ」であるためです。


ボクが提供しているトレーニングの概念の一つに、「二足歩行で四足歩のカラダの使い方の体現」にあり、それには、二足歩行から四足歩行に進化した過程を正しく理解する必要があります。


二足歩行になると、脳と体幹部を含めた四肢を二足で支える必要があるため、できる限りコンパクトにする必要がありました。


そのため、

脳を含む頭部を小さくし、ウエストを細くし、姿勢を高くすることで進化してきました。


▽ 二本の足でカラダを支えるためにヒトがしたこと

  • 脳を含む頭部を小さくする
  • ウエストを細くする
  • 姿勢を高くして中枢神経系の発達を促す


さらに、

女性は出産に対する死へのリスクを軽減するために、本来まだ胎盤の中にいた方が良い赤子を、早く外に出す必要があったのです。


四足歩行であれば、どれだけ体幹部が大きくなろうと、上腕二頭筋を含めた上半身の遅筋群でカラダを支えられましたが、二足歩行では姿勢維持ができなかったためです。


胎盤が重くなったことで、「ドドドドドッー!」と階段から転げ落ちて、流産は避けたいですからネ。


結果的にリスクを被ったのは女性だけでなく、生まれてくる赤子にも及ぼし、未熟な状態で生まれる必要があったため、様々なヒトの手を借りなくては生活を余儀なくされ、生き抜くことさえ困難な状況でこの世に生まれてくるのです。


しかし、

今さら母親が四足歩行で生活し、「まだ胎盤の中で育てようかなー」と退化もできませんし、同時に「まだ生まれても死ぬから、出たくないなー」と赤子が胎盤に止まることもできません。


つまるところ、

母子が生存するために、「ウエストを適正に細くし、姿勢を高くする必要」があり、それが「二足歩行で四足歩行のカラダの使い方を体現すメリット」になるのです。


なので、

「フィジークと目指す方向性は一緒だなー」と思うところであります。


(※「二足歩行で四足歩行のカラダの使い方の獲得」は、著書ゼロ・グラヴィティ理論をご覧ください。ブログ書き始めてから、また何気に売れてます!)




▶︎お客様の期待値を超える準備をしよう


今回、このブログを通してご来店いただいたお客様の最大の目的は、「今年の目標はメンテナンスをしっかりする!」ことにあり、ウエストを細くしたり、逆三角形のカラダを作る方法論を学ぶことが目的ではありません。(※多分w)


このあたりが、

トレーナが履き違えて、「技術を披露する場」となり、クライアントが求めていることとの差が生まれ、結果的に「んーん、別にこういうこと求めてないんだよなー」と満足度が下がってしまうことが往々にしてあるのです。


なので、

「お客様が本当に求めていることを正しく把握し」

「何をお手伝いできるのかを考え」

「適切なメニューの選択」

をする必要があると常々思うところです。


多分、弊社のスタッフはそこを一番に考えて、「股関節の柔軟性は絶対に必要だから、先ずはここから!」と、メニューを提供しているのではと推測しています。(※まだ聞いてないので、そのうちきてみますw)


とはいえ、

どのようにして「付加価値をつけるか」というのは、お客様の「期待値を超える」ために絶対に必要なことで、「知識の披露」ではなく、「ボクが考えるに、このメニューはフィジークの〇〇に役立つので、継続的に行いませんか?」というような「メニューの提案」は、信頼関係が構築できてない段階でも受け入れられると思います。


1セッションの中に「チャレンジメニュー」を、「一つ」だけ加えるのは良いかもしれませんネ。


今日は、フィジークという新しい競技を知ったことで、「ゼロ・グラヴィティ理論と似たコンセプトがあるな」と思い、「世界のカラダ創りが、やっとゼログラに追いついてきたな」(※どんだけ〜w)と認識できる内容を書き下ろしました。


それでは、また更新します。


参考になる内容がありましたら、「リツイート」や「いいね」をいただけると、単純に明日もがんばれます!


みなさん良い1日をお過ごしください。



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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。