小学生の正しい走り方とは
公園で子供たちの走り方を観察していると、大きく2つに分けることができます。
①足を一生懸命に前に出す
②砂ぼこりが発生するくらい後ろに蹴る
面白いことに、①は限りなく砂ぼこりがが発生しませんね。
さて、どちらが正しい走り方でしょうか。
①の特徴としては、膝を高く上げることで、足から「前に前に」と進んでいきます。
②の特徴としては、足を後ろに蹴ることで、上半身から「前に前に」と進んでいきます。
筋肉レベルだと、前者は "下腿三頭筋-大腿四頭筋" の連鎖に対し、後者は "足底筋-ハムストリング" となります。
この答えは、
長距離・短距離には関係なく、子供たちにとっては②の走り方が理想です。
とはいえ、
「足を後ろに蹴ると、よく転んでしまうんですよね」、という声も少なくありません。
実は、
カラダの使い方は上手なんのだが、筋肉が未発達のために起きる現象です。
多くのヒトが、
治したくなるところですが、できる限り見守って放っておくほうが、近い将来にカラダが発達していけば、スムーズな走ることができますよ。
下手に手を入れると、本来持ち合わせていた「正しいカラダの使い方」を、忘れてしまう可能性もるのです。
過保護も困りモノですね。。。
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