商品の本質を語れるようになろう

街でブログ用の写真を撮影すると、偶然にも背景には『もみほぐし 2,980円』の看板が写り、仲良くツーショット。


特にマッサージを否定する理由はないのだが、お客様からは「60分2,980円のマッサージとは〇〇と違うよねー」なんかと表現されます。(ラボを選択してくれる要因にもなっているのだが...。)


ですが、業種を細分化し「コンディショニングの本質」を解いていくと、本来は時間で区切ることなく「目的を達成できたらOKです!」というスタンスなのです。


医者がそれに近いかもしれませんね。


つまるところ、90分かけメンテナンスを提供しようが、3分で目的を達成しようが時間という呪縛に縛られることなく、セッション前に定めた目標をクリアできるか否かの、「コミット型」の手法といえるのです。


なので、マッサージとはそもそも業種が異なり、「違いを語る」必要はありません。


とかく、「コンディショニングとは〇〇ですよ!」ということを、コンディショナーは語れることが何より大切です。


自分の売る商品を説明できなければ、何も売ることはできません。


とはいえ、お客様からすると「時間と価格帯が存在しないほど、行きづらいモノはないよねぇー」となり、目安は必要になります。


銀座の高級寿司店の『時価』ほど怖いモノはありません。


コンディショニングを受けて、「今日はセラピストが新鮮なので10万円です!」なんて言ったときには「ボッタクリ」です。


お客様の視点で考えると「目安」は必要なのですが、提供側は「本質を理解して説明できる」ことが求められるのです。


さらに、コンディショニングという商品の半分は「人」であるため、その人それぞれの色がでます。


ということは、コンディショニングの本質を語れることと同時に、「自分がどういう人間かをクライアントに説明する」ことは商品説明の片割れであることは間違いない。


さてさて。


みんなは自分自身をクライアントに説明できますか。



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