ラントレはラボトレの効果を最大化するぞ

「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、【トレーニング方法】 【カラダの作り方】 【動かし方】 に関する記事を、ほぼ毎日2,000文字〜3,000文字投稿していおります。

サロン内ではそこで得た情報や、トレーニング動画を惜しみなく公開し、サロンメンバーさんの各現場で利用していただいてます。
必ず役に立ちます!

とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。

その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。

今日はその日で、7月29日(木)にサロン内に『ラントレはラボトレの効果を最大化するぞ』をテーマに投稿した記事を、無料公開します。

こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。

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こんにちは。
タータントラックにはじめて立ったことで心躍り、軽くダッシュしたら溝落ちの上が痛くて、「もしや、肺炎?」と疑いをかける、カラダラボの石川です。


さて。
まったり東京で事務作業をしながら、3日間の愛知を振り返ってます。


連日お伝えしている「ラントレ」ですが、今日は初日の一本目のタイムと、三日目の一本目のタイム差を見てみたいと思います。


選手たちの頑張りがよく見れたら、「熱中症に負けるなよ!」と応援してあげてください。
きっと、みなさんの声が選手の励みになるはずです。

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▶︎ 「ゼロ・グラ」と「再興戦略」を最大化する『ラントレ』
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因みに、800mの日本記録は2分00秒でして、伸び率でいうと「もしかすると、日本代表目指せるんじゃない!?」と思わせる成果が現れています。(大袈裟w)


当然に、これまで本格的に走り方など指導を受けたことはありません。


ですが、タイムは確実に縮まっており、大学のカテゴリーで競技をする選手は、ある一定のポテンシャルはあるのだと思うところです。


その指標となるのが、【ゼロ・グラヴィティ理論】で掲げた "7つ" の新法則であり、【トレーニング再興戦略】で示した、四季で鍛えるべき運動器です。


こう考えてみると、【7 + 5】の12種類の項目から評価され、走れることはその "1つ" の項目を満たしたことにしかなりません。


とはいえ、【走る意味 = 12種類の項目を年間通して発揮する】ことに位置付けられているため、走れないということは、せっかく獲得しても直ぐに失い、大事な場面で能力を発揮することができないのです。


例えば、『春に腱を鍛えてジャンプ力を向上』させたとしても、秋に800mを走り基準のタイムを切らなければ、夏のIH・冬の選抜大会で飛ぶことはできないのです。


翼を取られた、飛べない鳥です。


『筋持久力』はもちろん、『運動器の持久力』を備える必要があるのです。
さぁ、頑張りましょう。  

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▶︎ 初日と三日目の一本目を比べてみた
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4年生
A(1)2分57秒 (2)2分56秒 → タイム差-1秒 
B(1)2分47秒 (2)2分45秒 → タイム差-2秒 
C(1)3分21秒 (2)3分21秒 → タイム差+0秒
3年生
D(1)3分06秒 (2)3分01秒 → タイム差-5秒
E(1)3分02秒 (2)3分04秒 → タイム差+2秒
F(1)3分04秒 (2)集計無し
G(1)2分52秒 (2)2分52秒 → タイム差0秒 
H(1)2分57秒 (2)3分00秒 → タイム差+3秒 
I(1)2分52秒 (2)2分52秒 → タイム差0秒 
2年生
J(1)3分26秒 (2)3分20秒 → タイム差-6秒
K(1)3分24秒 (2)3分09秒 → タイム差-15秒
L(1)3分18秒 (2)3分05秒 → タイム差-13秒
M(1)3分05秒 (2)3分11秒 → タイム差+6秒
N(1)3分06秒 (2)3分03秒 → タイム差-3秒
0(1)2分57秒 (2)3分01秒 → タイム差+4秒 
1年生
P(1)2分51秒 (2)2分56秒 → タイム差+5秒 
Q(1)3分00秒 (2)2分54秒 → タイム差-6秒
R(1)3分04秒 (2)3分12秒 → タイム差+8秒
※ (1) = 3/27Mon. 1本目  (2) = 3/29Wed. 1本目
※27日と29日の1本目のタイム差


こうしてみると...


①3分は切れる選手
②3分を切れそうなボーダーラインにいる選手
③大幅に遅かったが大きくタイムを縮めた選手
④逆に遅くなった選手


の4つの分類に分けられることができます。


特に④については、女性特有の「その日の体調」にも左右されるようで、「朝から体調がイマイチ...」の時にはタイムなんぞでやしません。


基本的には仕方がないことなのですが、「睡眠」「食事」「ストレッチ」を頑張って、その日のベストな体調で臨ことが求められます。


また、「800mの呼吸法」「タータンのコーナリング」「そもそものペース」がつかめてきた選手は、タイムを伸ばしている傾向が強いです。


とかく 800mのタイムは、最初の200mをどれだけ飛ばせるかにあり(経験上)、「最後まで上手に走りきろう」とペース配分を考えると、全くタイムは更新することはありません。


もし、他の選手と「順位を争う競技」でしたらペース配分は必要ですが、全くもってこれには必要なく、ひたすらに心拍数を上げてスピードを保つ必要があります。


とはいえ、昨日もお伝えした通り、ペットボトルでバキバキに筋肉痛になり、連日のラントレでハムストリングは痛いほどの筋肉痛。。。


その中で、これだけのタイムを叩き出すということは、1ヶ月後のタイムは楽しみでなりません。


そして、秋のリーグ戦は彼女たちの躍動する姿が期待できるでしょう。


明日は、2本目がどの程度伸びているか見てみましょう。


現場からは以上でーす。


”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。