最短で身体作り!トレーニングメソッドの7つの鍵

1.ストレッチ・トレーニング・ダイエット方法の集大成

ここまで当blogでは下記の三方のお話をもとに、身体作りについて進めていきました。

・ユヴァル・ノア・ハラリ氏

・イチロー選手

・ダルビッシュ選手

いつもご拝読いただいている皆様に感謝です。

そして、ここからは小職が人間の進化論と現代のスポーツ学を交え、

ストレッチ・トレーニング・メンテナンス・ダイエット方法を、

どのように考え展開していこうと考えているのか、

その展望をご紹介していきたいと考えてます。

これは、12年間のコンディショニングトレーナーの経験の、

「集大成」という位置づけになります。

2.スポーツ現場でよく聞く身体の悩み

カラダラボにも多くのスポーツを楽しんでいる、

または実際に競技として行っている方が悩みを持ってご来店いただきます。

現在、学生の部活動を中心に10チームと定期契約をし、

身体作りをお手伝いさせております。

その中でこんな当たり前の話を耳にします。

・スポーツは故障をするのが当たり前

・身体を大きくするのが当たり前

・アメリカでは故障をしてない段階でトミージョーンズを行う

(ジェフ・パッサン著 豪腕より)

実際に大会前、重度の故障により高校3年間の努力をベンチで終える。

そんな機会に何度も遭遇しました。

小職も、椎間板ヘルニアで長年苦しみ、スポーツを心から楽しめない時期もありました。

12年間トレーナーとして取り組み、年間通して適切に身体作りを計画し実践すると、

故障が激減することが証明されてます。

スポーツをする上で身体のベースを作り、

怪我なく運動パフォーマンスを向上させる方法を公開し、

ベストパフォーマンスで大会に臨める選手を多く作りたい。

また怪我を気にせず、日頃のエクササイズを楽しめる身体作りをしたい。

3.ストレッチ・トレーニング・ダイエット方法は何が正しいの

書店に行っても思いますが、

様々なストレッチ・トレーニング・ダイエット方法は世の中に溢れ、

「何が正しいのですか?」という声をよく耳にします。

稀に書籍を拝見させていただきますが、

「間違っていいるものって少ないのかな~」というのが本音です。

ただ、実際の現場でチェックしていくと、

・ストレッチは伸ばすだけ

・トレーニングは腕立て腹筋・背筋・スクワット

というように旧来行われていたことと何ら変わらない種目を行っているのが多く見れます。

(もちろん様々な方策をとり、努力されている団体も増えてます)

また、若年層の身体ができていないうちからウエイトトレーニングを行い、

関節可動域を制限し関節・腱に負担をかける。

これではポテンシャルがあるのに故障を引き起こし、

最大限の力を引き出せず輝ける時期を終えてしまう。

自身の身体を知り順序だてて身体作りを行えば、

多くの選手が運動パフォーマンスを向上させ、次のステージに羽ばたいてくれるでしょう。

また、過去のblogを端的に現すと下記になります。

話題になったイチロー選手とダルビッシュ選手のトレーニング論の違い。

イチロー選手の本来持ってる身体のバランスを大事にする。

それに対してダルビッシュ選手の身体を大きくする。

そしてそれを見た視聴者はどのトレーニング方法を選ぶのか。

実際の現場ではどちらも選択するのが難しいのが現状である。

イチロー選手のトレーニングマシンは高価で、

都内にも出回りつつあるがチームとして取り入れるには難しい状況。

ダルビッシュ選手の方法は身体のベースができていない状態で行うと故障に直結してします。

そう考えると、簡単に多くの人が取り組める故障をしない

トレーニング&ストレッチ方法が必要となってきているように思える。

また、人間の進化の過程においても、

四足歩行から二足歩行になるにあたり

上腕二頭筋・三角筋・大胸筋の筋肉の発達を止め、

脳の発達に進化を移している。

そのような観点から脳・神経・骨格筋を繋げるトレーニングが

人間の進化の過程においても適切になってくると考える。

したがって、

・各種競技の練習時間を減らして、効率的に成果を出すための身体作りの順序とは

・トレーニングと各種競技を一体化させ、

トレーニング自体が個人の運動能力向上に限らず、

チームとして技術レベルの向上に直結する方法とは

・順序立てて身体作りを行えば、ダイエット効果も期待できるのか

下記の「7つの鍵」を順序だてて実践していくと、

最短で身体のベースを作ることが実現が可能です。

本日はその項目をご紹介し、次号からそのカギを一つ一つ開いていきます。

4.トレーニングメソッドの7つの鍵 

① 柔軟性の獲得

・しなやかな弾力性ある筋肉の必要性

・柔軟性がないと故障につながる

・輪ゴムのように伸び縮みする身体が欲しい

②正しい姿勢の獲得

・足の裏のどこに重心を設定するかで、疲労度が変わる

・立ち姿勢と座り姿勢の正しいポイント

・姿勢が悪いと目線の位置が平行でなくなり、空間認知が機能しない

③筋連鎖運動の実践

・速筋細胞と遅筋細胞の筋細胞の特徴

・抗重力筋作用を考える

・運動の際、筋肉を単体ではなく速筋細胞が含んだ筋肉を連鎖させる

④カウンター動作の実践

・PNFの解説(D2・D1ライン)

・神経伝達を促進させるにはラインで動く事が必要

・正中線の理解

⑤重心移動の実践

・小指球、内転筋、股関節の回旋運動

・小指球に乗ることで背骨が回旋しやすくなる

・頚椎・胸椎・腰椎・股関節の可動域の説明

⑥胸椎と肩甲骨の連動の実践

・動物は肩甲骨から動いて背骨の回転運動で動く

・胸椎と股関節のLRの法則

⑦姿勢調節を獲得

・姿勢を高くした方がスピードが上がる

・切替し動作で背骨を回転するとスピードが上がる

・サイドステップとクロスステップどちらが速い?

①~⑦の項目が二足歩行の人間が、四足歩行の身体の動かし方を獲得し、運動パフォーマンス・故障の予防・ダイエット効果の促進を図る上で必要な項目になってきます。

特に運動選手には、若年層の内に習得していくと将来の伸びしろを作ることができます。

皆様の身体作りに貢献できれば、これに勝る喜びはない。

※待ちきれない方には...

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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。