ダイエット習慣を作るPDCAと「0」は禁物

1.ダイエット習慣を作るためのPDCA


昨夜から、早速帰宅後に10分のランニングを始めたスタッフS。


何事も先ずは行動から始めるのが大事です。


- PDCAサイクル -

P(Plan - プラン)

・仮説を立てて計画する

D(Do - ドゥ)

・仮説をもとに、計画通りに実行する

C(Check - チェック)

・仮説どおりの結果が出たかを検証する

A(Action - アクション)


・検証の結果、仮設どおりなら継続する。仮説と違っていれば、改善する。


- ダイエットにPDCAを当てはめた場合 -

P - ダイエットをプラン通りすることを決める

・体重を減らすこと

・体重の減りやすい身体(体質)を作る事

・生活習慣の改善として、朝・昼・晩の三食の内容・食べた時間・

起床時間・就寝時間・日々の体重と体脂肪率を記載する表を作成


D - ダイエットをプラン通りに実行する

・生野菜・生肉などの火を通してないものを中心に食べる

・発酵食品(納豆など豆類がベスト)

・ランニングで酸素を供給する

・睡眠中に消化・吸収を行わないように就寝4時間前には夕食を済ます

・日をこえないように寝る

・ランチは自由


C - プラン通り行えたかチェックする

・生野菜は食べられたけど、生肉は食べられなかった

・ランニングがウォーキングになってしまった

・就寝前の食事が寝る直前になってしまった

・就寝時間が日をこえてしまった

・ランチは思っていたより食べなくて済んだけど、夕食をたくさん食べてしまった


A - もっといい方法はないか、次のダイエット開始期間までにチェックする

・生野菜が食べられるのであれば、たんぱく質の摂取は豆類にする

・ランニングをウォーキングにし、時間を増やす

・仕事の合間に夕食を食べたり、就業後におにぎりを食べる

・目がさえてしまう場合は早起きをする

・夜行うことを朝に回す

・夕食をたくさん食べてしまった場合、夕食後に食べた分だけ消費する運動を行う


例えば、1ヵ月の中で2週間のダイエット(リセット)期間を設けた場合、

上記のPDCAを回しながら、色々な工夫を取り入れた結果、

少しずつその2週間が楽しめると思います。

最初から120%を求めてしまうと失敗します。


よほど根性のある方は別ですが、大抵の方は多くの誘惑に引き寄せられてしまいます。

ご自身のライフサイクルにPDCAを回す習慣をつけてみましょう。


2.ダイエット習慣は走り続けると疲労困憊


2週間120%で走り続けることは疲れます。


世界最速の男ボルト選手も引退し、次のステージへ準備してます。


100メートルを走るのにも最高速度を出すことではなく、

100メートルを走る上で継続できるスピードはどこなのかを突き詰めまます。

イメージは80%のトップスピードを最後まで維持できるか。

それが最後まで失速しない鍵だそうです。


マラソンは42.195キロと長い旅です。


駆け引きもあるでしょうが、長ければ長いほどスピードのコントロールは

必要なのでしょう。

ひと昔と違いマラソンも高速化してきています。


炎天下を予想される東京オリンピックで成果を出せることを期待してます。


東京マラソンのコースを走行となると自宅の目の前を通りますので、

オリンピック観戦は容易にできるかもしれません。


ダイエットも短期的ではなく、長期的に考えることで生活習慣として

継続可能となり、スリムな体型・健康的な身体作りが行えるのです。


3.小さいことからコツコツ行うことがダイエット習慣を作り出す


さて、2週間の期限を決めて長期的にダイエットを行います

とは言うもののどのように考えていくのか。


例えば一日10分のランニングを2週間行うとします。


10分 × 14日 = 140分(2時間20分)


一カ月で140分走ることになります。


これを1年で考えると


10分 × 14日 × 12カ月 =1680分(28時間)


10分のランニングを1年の間、

1ヵ月2週間のランニングをすると28時間/年間もの間走っていることになります。


24時間の感動的なランニングより感動的で長いです。

(もちろん番組での走者は練習を積み重ねてますが)


あなたは24時間走り続けるのと、2週間の10分のランニングどちらを選択しますか?

私ならこう質問します。

「あなたは2週間10分のランニングと2週間10分のランニングどちらを選択しますか?」

はい、答えは1一つです。

24時間走り続けるのは身体に負担がかかりすぎです。笑


- ヒンズー教の教えの引用 -

心が変われば態度が変わる

態度が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる


行動し習慣が変われば、皆さんの身体どころか運命が変わるのですね。


- 渋沢栄一は日々の習慣が大事と掲げてます -

習慣はただ一人の身体につき

従っているものではなく、

他人にも感染するものである。

ともすれば、人は他人の習慣を

真似したがることもある。


人は周囲の環境に左右され、悪い習慣に染まりやすいからこそ、

常に警戒しなくてはならないということ。

良い習慣も悪い習慣も人に伝染します。

自分自身に合った良いダイエット習慣を作り、周囲の方に感染することができれば、

多くの方々に喜んでいただけるでしょう。


4.ダイエットに「0」は禁物


掛け算は「0」がでると「0」になります。


分・日・月のいずれかが「0」になると答えは「0」です。


10分という短時間が意味があるのかないのか。


もしこの10分を嘲笑い、怠ってしまえば1年間経過したランニング時間は


0時間 or 1680時間(28時間)です。


これは2週間や1年間という月日を0にしても同じことが言えますよね。


こうして下記項目、


①生野菜・生肉などの火を通してないものを中心に食べる

②発酵食品(納豆など豆類がベスト)

③ランニングで酸素を供給する

④睡眠中に消化・吸収を行わないように就寝4時間前には夕食を終える

⑤日をこえないように寝る

⑥ランチは自由


を1ヵ月の間に2週間行い1年間PDCAをしながら回していくと、

今まで「0」だった項目が1年後には当初の120%になる項目もでてくるでしょう。


逆に全くできなかった項目があっても構いません。


そうして試行錯誤を1年間繰り返し、2年目にはより高いプランニングを立て実行すると、

自分自身にあったライフサイクルが確立し身体は変化していきます。


カラダラボで身体作りを行っている方々は、

ストレッチを課題(宿題)としてお持ちいただいてます。


このストレッチを1日5分行うと下記のようになります。


5分 × 365日 = 1825分(30時間)


年間30時間か0時間か、柔軟性を保つための鍵はここにあります。


皆さん、良い生活習慣を作りPDCAを常に繰り返し、周囲の方に伝染しましょう。


あなたの習慣が日本、いや世界を変えます。


著書ゼロ・グラヴィティ理論の横には、ダイエットでお馴染みのライザップ本が並んでる。

#プランニング #計画通り #1年間 #悪い習慣 #2週間 #PDCAサイクル

”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。