ゼロヨガ② - 背骨の役割 -

自然界と一体化

ヨガの語源は "つなぐ" である。

ヨガを通して様々なものを結び、つながることを一つの目的としている。

自分自身の存在と地球や宇宙との境目がなくなり、自然界と一体化することで、心と体と精神の安定が得られる。

自然界と対極にあるストレス社会で生きる我々は、ヨガを通して自然界との共鳴を求めるのは納得がいく。

それがストレスを軽減する最大の処方箋だからである。

ヨガに限らず、自然界と共鳴する方法は下記が考えられる。

・登山で山と一体化

・海水浴で海と一体化

・スカイダイビングで空と一体化

私は海育ちであり、海水浴で身体を塩漬けにするのが、一番ストレスの除去になる。

海なし県育ちの方は、比較的登山や滝を見に行かれる方が多いように思える。

サップヨガ、山ヨガ、エアリアルヨガが流行しているのは、より自然界との共存を感じられるのからではないだろうか。


脳と身体をつなぐ背骨 

ヨガ は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の全身にある "五感" と思考 、つまり "脳" をつなげることがテーマにある。

そうして呼吸法・健康法・浄化法・安定法・瞑想法・運動法を取り入れ、「悟り(サマーディ)」にたどりつくことを最終目標に掲げ、宇宙と一体化することを目指している。

その過程で健康な身体や、精神の安定を得ていくのである。


一方ゼロ・グラヴィティ理論 は、 "脳" を含めた中枢神経系と"四肢" を連動させることで、運動パフォーマンスを向上させることを一つのテーマにしている。

農業革命が始まる1万2000年以前は、身体を部位ごとに動かすのではなく、全身を連動して動かしていた。

木に登り収穫を行い、海に入り魚を獲り、食物連鎖で下位層にいた人間は獣がら逃げることも必要な能力であった。

これらは農業と比較すると、高度な組み合わせ運動が必要になり、筋肉は連動して動いていた。

しかし食物を育て収穫することで、屈強と伸展を繰り返す単純な動作が重なり、中枢神経系と四肢の連動が失われ、椎間板ヘルニアが発症したと考えられる。

ゼロ・グラヴィティ理論のストレッチ&トレーニングを通して、失われた身体の連動を取り戻し、しなやかな身体作りを行うことで、故障の予防や改善が容易になるのである。


背骨が正常であれば奇跡を生む

互いに共通している部分は、脳と身体を "つなぐ" ことで人間本来持っている姿に戻すことにある。

それをつなげる部位は、脳を含めた中枢神経系の一部になる背骨にあたる。


ヨガは背骨に7つの「チャクラ」が通るといわれ、それを活性化し人間本来持つポテンシャルを発揮させるメソッドでもある。

つまり正常な背骨の状態の獲得は、潜在能力を引き出すことにあたる。


ゼロ・グラヴィティ理論では、背骨の両サイドにある脊柱起立筋などの速筋群を使うことで、スピードが向上し、運動パフォーマンスが向上すると伝えている。

運動における全ての動き出しは背骨から始まるため、こちらも正常な状態が好まれる。


言葉は違えど、背骨の役割は脳と身体を "つなぐ" ことで、人間本来持つべき姿に戻す役割を持つのである。

それは人間が四足歩行から二足歩行へと、中枢神経系を発達させることで、進化してきた生き物だから当然といえる。


ヨガはチャクラが活性化すると奇跡を生むといわれる。

大事な試合を控えていたり、面接やオーディションで夢を叶えるには、ゼロ・グラヴィティ理論の背骨作りの後にヨガを取り入れることで、正しい姿勢を獲得するにとどまらず、チャクラが活性化し奇跡的な出来事が待っているのである。


【背骨はつなぐ役割】

▷ゼログラヴィティ理論

脳 - 背骨(中枢神経) - 四肢

▷ヨガ

思考 - 背骨(チャクラ) - 五感



奇跡を生むために行いたい、正しい姿勢獲得ストレッチ


【背骨作りストレッチ1】

①仰向けになり、両手を斜め上に上げてバンザイの体勢になります。

両足は肩幅より広めにひろげます

②息を吐き出す時に、両手を斜め上に伸ばし、両足のつま先を上げてかかとを遠くにします


【背骨作りストレッチ2】

①息を吐き出す時に両手を斜め上に伸ばし、両足のつま先を上げてかかとを遠くにします

②そこから、肩甲骨とかかとで床を押し、背中とお尻を反るように床から押し上げます

新刊ゼロ・グラヴィティ理論 脱・ウエイトトレーニングもご覧ください。

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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。