「ヨガ × ゼロ・グラヴィティ理論」 - 股関節外旋可動域を確保せよ -


▶︎健康ブームを牽引するヨガ


日本のヨガ人口は約770万人といわれ、毎年新たに始める人が100万人のペースで増えています。


東京オリンピックを迎える2020年は、1000万人を超える勢いであり、現代の健康ブームの象徴といえます。


実は、

ボクの妹もヨガのインストラクターで、北海道紋別市で " YOGA cafe oluolu " を運営しております。


個人的には「ヨガで喉を乾かし」、「カフェでビールを楽しむ」のは最高の至福に思います。


オホーツク海にいった時には、ぜひ寄ってみてください。



▶︎ヨガがアップデートする ”5つ" の項目


さて、

そんな脚光を浴びているヨガですが、「先月からヨガを始めたんですけど、、、腰痛になってしまってー」という声が、カラダラボのお客様の声から聞こえてきます。


これは、

ヨガに限らずですが、初めての運動は、筋肉痛でカラダが痛くなるものです。


ボクがトレーニングの指導するスポーツ現場では、トレーニングの翌日に、「カ、カイダンが降りれません...」と、選手の悲鳴にもにた声が聞こえます。


なので、

一般の方の筋肉痛の悲鳴は、ちょっとやそっとでは驚きません。


お客様の中には、ヨガの超絶に難しい姿勢をとるために、「アドヴァイス」や「トレーニング方法」を求めて、来店する方もいるのです。


しかしながら、

あまりにもヨガを通して腰痛になるお客様が多く、「んーん、何か問題があるのかな?」と思うところであります。


結論から申しますと、

下記の "5つ" の項目を、指導の一部に組み込むことで、腰痛のリスクは最小限に押さえられるのです。


▽ヨガには "5つ" のアップデートで進化する

①股関節の柔軟性の欠如

②筋肉を伸ばす順序

③ヨガの難易度の選択

④重心の位置どり

⑤抗重力筋作用の調整力


その結果、

お客様がヨガが原因(※あくまでもお客様の声を聞いてなので、全てがインストラクとのせいではない)で腰痛にならず、継続的にエクササイズを楽しむことができ、ヨガ人口がさらに右肩上がりになることが期待できるのです。


その中でも、

重力に対し、全身の筋バランスを整える「抗重力筋」作用の調整は、著書「ゼロ・グラヴィティ理論」で求める特徴的な項目であります。


抗重力筋 = 地球の重力に対し筋肉のバランスを取る = 地球と一体化


重力に対して、筋肉のバランスが整っているか否かは、「どっちが地球と同化しているか」はいうまでもありません。


そして、

ヨガは「地球との一体化」により、健康的なカラダを求めることにあります。


抗重力筋が整っている状態で、ヨガを行うことが、目的である「地球との一体化」に近づくことは、想像できるでしょう。


こうして、

「ボヤーっ」と考えているうちに、" ゼロ・グラヴィティ理論  × ヨガ " は、指導者の方はさらにヨガの理論を深めることができ、お客さんは、ヨガを通して健康になるため、社会的にも意義があることでしょう。


実は、

ヨガのインストラクターは、自身の感覚で「抗重力筋」を持ち合わせているのですが、身体の理論的な側面から説明できるヒトはごく少数でしょう。


そんな悩みを解決する、一書になれば嬉しい限りです。


(※出版しようとしてる?)



▶︎ヨガの姿勢維持の難題点


下記の写真は "合せきのポーズ" と言われ、この姿勢をとりなが基本動作である腹式呼吸を行います。


ヨガにおいて呼吸とは、二酸化炭素を排出するだけに限らず、深い瞑想状態にたどり着くために欠かすことができないものです。


その、

大事な腹式呼吸の前に、正しい "合せきのポーズ" の姿勢を維持できるかが、一つの課題になるのです。



▷"合せきのポーズ" 姿勢維持の3つの課題点

①股関節の外旋可動域

・股関節にロックがかり上半身に力が入る

・横隔膜が開かず肺に入る酸素の量が少ない

・臀筋群が硬化し腰痛になる


②脊柱起立筋の柔軟性

・呼吸と関連性のある上後鋸筋と下後鋸筋が作用しなく、呼吸が浅くなる

・頭部の重みが適切に脊柱で支えられない

・肩甲骨が下方回線(下がらない)できない


③坐骨結節(床に接地しているお尻の骨)の重心点

・重力に対し適切に姿勢が保てない

・骨盤が前傾しない

・前脛骨筋とハムストリングのエネルギーを上半身に伝えられない


これらを、

クリアにしなくては、姿勢を維持することに意識がいき、ヨガにとって最も大事な腹式呼吸が効果を発揮することができません。


そして、

正しい "合せきのポーズ" の姿勢を維持するには、最低限の股関節外旋可動域を確保する準備が必要になります。


様々なポーズがあるヨガを、より効果的に行うためには、一つ一つ理論と紐付けし、習熟度の段階により、「今何が必要か」の優先順位をつけていくと、お客様も納得して取り組んでいただけるでしょう。



▶︎これだけは行いたい股関節外旋のストレッチ


【股関節外旋1】

①あぐらで座り、かかと同士をくっつけ、つま先を外側に向けます

②両肘で両膝を外に押しながら身体を前に倒します



【股関節外旋2】

①あぐらで座り、かかと同士をくっつけ、つま先を外側に向けます

②両手を前に伸ばし身体を前に倒します


この2つのストレッチだけは、指導者はヨガのレッスンの前後で、受講者はご自宅やお風呂前で行ってください。


必ず、

「ヨガで腰痛になったんだよねー」という声が、聞かなくなるでしょう。


それではまた更新します。


みなさん良い1日を^^



▶︎"重心移動 × タオルトレーニング5選" の再生リストはこちらから↓↓↓ 


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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。