カラダラボの本質はエンターテイメント
靖国神社の麓、九段下交差点はいつもの人混みはなく、東京から着実にヒトが姿を消しているのを実感します。
数少ない私のお客様も、昨日からベトナムへ飛びまして、「パソコンを持たずに、朝ランを実行する」し、『仕事はしない!』と、力強く宣言してました。(絶対にPCは入れて、渡航していると予想してます)
皆様もお正月を海外や故郷に帰省し、来年へのエネルギーを生成している方も、少なくないでしょう。
雑踏としていない東京は、お正月にしか味わうことができず、「来年はどんなことにチャレンジしようかなー」と、『沈思黙考』するには絶好のスポット。
東京の街を独占しているように楽しむ石川です。
そんな中、カラダラボが提供するサービスの「本質」を少し考えてみました。
今日のカラダラボ太田本店は30件以上の予約をいただき、都内の消えた人口が、そのままラボに乗っかっていると驚愕しております。
店内の熱気は凄まじさは、皆様も知っての通り。
トレーナーの個性とお客様の持ち味が掛け合わさり、もはや「セッション」という領域を超越し、「エンターテイメント」に近い。
特に店長川津は、他スタッフのセッションにも土足で入り込み、店内全体に微笑ましい笑いを創造する。
多くのサロンは「個室」で、お客様をプライベートを担保して迎える中、ラボでは全く真逆の路線を走行中です。
日本古来の伝統的建築物の『長屋』の仕切りを薄っぺらくしたような、プライベートとは全く無縁の空間を提供している。
仕切りはパーテーション一つで、その板には隙間があり、お客様同士が目を合わせることも少なくないのでは。
▼ラボの店内は参加型イベントで熱気が溢れる長屋的構造
『長屋』の長所は、「醤油がなくなったから隣の○○さんに借りてくるねー」と、最低限のプライベートを確保し、皆んなで足りないところを補完しあうこと。
元来、このスタイルが日本人の特性に、合っていると思うところです。
江戸から明治に時代が流れ、文明開化により西洋的思想が一気に入り込み、自分の空間を大事にし、人との距離感をどう保つかを考える、少し寂しい時代になってきている。
都内のマンションに住んでいますが、醤油を借りに行くどころか、名前も知らなければ、どんな方が住んでいるのかも知りはしないし、興味がないのが実情。
自然と人と「距離感」を保つことに長けてきましたが、沖縄に行くとお酒を交わすとみんな友達になる文化があり、何か忘れているものを思い出させてくれます。それは本質的にヒトが大事にしないといけないことかなと。
そんな時代背景とは逆行し、ラボのセッションはお客様も受け身にならず、トレーナーと一緒に運動し目的を達成する『参加型』のスタイル。
トレーナーが「○○さんウケる」とか、「○○さん、ちゃんとストレッチやってください」など、若干ディスられるのを快感に覚え、来店動機としている方も少なくないのでは...。
店内の雰囲気も同様に、トレーナーだけではなくお客様と一緒に創造し、時には仕切りを飛び越えて隣のセッションに入り込める『長屋』の空間が、馴染んでいるのだろうと本気で思っております。
その勢いは留まることを知らず、いよいよ店舗という箱の中から脱却し、「ゴルフコンペ」や「ボーリングコンペ」と、お客様との交流をスタッフが率先して、計画・実行しました。
▼ボーリングコンペの打ち上げの様子。静岡県浜松市から山田トレーナーも参戦
▼ボーリングコンペで下位順位を独占するラボスタッフ
▼ゴルフコンペで思いを届ける川津店長
「従属的」な「やらされている感」は一切感じず、「主体的」に「自分のお客様を楽しませる」ラボの長所を感じ、それに賛同していただける多くのお客様に恵まれていると、しみじみ思うのです。
『健康的なエンターテイメント』
最近のラボは、そんなフレーズがピッタリだなと感じます。来年も今年以上に、お客様も受け身ではない、参加型の『健康的なエンターテイメント』を創造していきましょう。
きっと明るい日本が待っています。
2019年も残り数日となりました。今年もジェットコースターのような一年でして、全く短くは感じない長い年だったと思います。それだけ充実した時間を過ごせることができました。その内容はまた別で綴りたいと思います。
大晦日に向けて、何かと手を動かしている方が多いと思いますが、少し手を止めて目を通してくれたら嬉しいなと思うところです。
最後に沖縄ラボ式講座の打ち上げの描写。
満面の笑は、日本人が忘れていたものを思い出させる。
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