低い姿勢で重心移動を行い、筋肉量を増やす月間
▼選手との目的の共有
あいかわらず日本中を旅してます。
今日は、静岡,神奈川,名古屋の指導を終え、東京で一息つきながらデスクに向かってます。
さて、この2月は何を考えてトレーニングの創作に取り組んでいるかのご紹介です。
twitter でもつぶやいている通り、季節感を非常に大切にしているので、今は何をすべきなのか明確にする必要があります。
目的を選手と共有し、脳内でイメージできていると、動作の獲得が速くなるからです。
そして選手たちが、主体的に取り組むことで「なんのために、こんな辛いトレーニングやってんの!!(怒)」という、ネガティブな要素を排除してくれます。
なので、トレーナー自身のためにも、事前に『目的の共有』は必須です。
▼実際にどんなトレーニングを行うの?
単純に、「春だから瞬発力!?」とはならないのが、石川の面白いところです。
先ずは、ある一定の筋肉量が必要と考えてまして、その上で瞬発力を生む『腱』に刺激を入れたいと考えてます。
プロフィールには「ウエイトトレーニング不要の世界の創作」と謳っていますが、筋肉量をつける場合も、器具は一切使わないのが良いところ。
学校現場では、「器具を使うと数量が必要で、それは難しく、ルーティン化が難しい」と声が聞こえます。
このゼロ・グラヴィティ理論は、そんな悩みを解決するだけではなく、筋肉をいじめると同時に、神経系へのアプローチも忘れないため、ウエイトトレーニングより競技に直結しやすいメリットもあります。
まさに一石二鳥です。
この時期は『蹲踞』の姿勢で training を行うのが大事👈
— 石川貴之 Takayuki Ishikawa (@labo_karada) February 8, 2020
①足指をうえに上げる
②かかとに重心をのせる
上肢との組み合わせは様々ありますが、下肢の気をつけるポイントは上述の2つである。TA(前脛骨筋)にエネルギーを蓄積し、それを跳ねる力に転換する準備運動的な種目。なので2月はこれに集中❕ pic.twitter.com/M5nzP6JtDm
筋肉量をつけるといっても様々な方法があり、今回とった方策は「低い姿勢で重心移動を行う」ことです。
正しい『蹲踞』の姿勢維持は、結構難しい。
特に片足を伸展すると不安定度が増し尻もちをしてしまう。
その中でも、下記の5つのポイントを諦めず継続することが求められます。
【重心移動トレの注意点】重要👈
① 重心をかかとの外にのせる
② 屈曲の膝皿が小指の外にくるよう設置
③ 伸展の足のつま先を天井に向ける
④ タオルが頭の上にくるよう設置
⑤ 背筋を伸ばす
股関節の適切な外旋可動域と、ある程度の筋連鎖を獲得しなければ、膝の故障に直結するリスクを抱える。上述の5つの point だけは、抑えて欲しいです。
試合期と離れた2月でしかできないトレーニングがあります。
つまるとこと、1年の中でも、今回の低い姿勢での重心移動にこんなに時間を裂くのは、せいぜい1ヶ月。
高校生も大学生も珍しく「ムリーーーーー!!!」という声が聞こえました。
みなさん、辛いけどジャンプ力獲得のために、頑張りましょうね^^
今週末は静岡県の島田商業高校に行ってきます。
こちらでも悲鳴が聞こえるんだろうなぁ。
※決してMではありません。笑
※ in 神奈川でのトレーニング風景
※西日本学生選抜がフィリピン遠征へ。
愛知学院大学の監督が務め、記念メダルを見せてもらいました。
こういうのを間近で見ると、早く世界線へ持ち込みたいなと、夢が膨らみます。
▶︎石川貴之の output 情報を、下記のSNSからチェックしよう!
●公式twitter
https://twitter.com/labo_karada
●公式facebook
https://www.facebook.com/takayuki.ishikawa.94
●オフィシャルサイト
ishikawa-takayuki.com
●問い合わせ
E-mail:chamizu.global@gmail.com
※考え方のベースを知りたい方は、こちらの本を手にとってみてください。
0コメント