「負荷」や「強度」の高いトレーニングの注意点とは!?


こんにちは。


きのう、

ボール打ちを1時間おこない、右肩に筋肉痛が発生し、仙豆で「超回復」をもくろむ石川です。

(※「そんな短時間で筋肉痛になるなよ!」と、諸先輩からの声、深く受け止めます。笑)



▶︎ 単発のジャンプ力を向上させる、低姿勢での重心移動トレーニング


さて、

トレーニング指導先で絶賛提供中の、「低い姿勢での重心移動」ですが、早速効果を生み出してます。


きのう、上矢部高校でトレーニングのチェックに伺いました。


すると、

ちょっとビックリする打ち込みで、3週間前とは別人と思わせる選手が数多くいました。


太腿周囲を見ると、二回り大きくなり、選手からは「Gパンのサイズが合わないんですけど、どうしてくれるんですか!?(怒)」の声が聞こえるほど。


それに対してボクは、

「Gパンのサイズより、飛べる方が良いに決まっているだろう!!(怒)」と返します。


すると選手は声を揃えて「はい!!」と答えてくれます。


これも円滑なコミュニケーションです。(笑)



▶︎低姿勢での重心移動で筋量UPトレーニングの注意点


今日は、その負荷の高いトレーニングの注意点について、書き下ろしました。


「時期」的に必要なトレーニングとはいえ、股関節を最大屈曲して、足を四方に動かすので、膝への負荷が否めません。


形を間違えると、ウエイトトレーニングより故障のリスクが高いと、懸念するところです。


股関節の柔軟性を確保し、膝へのリスクを最小限にする状態の確保が、大前提のトレーニングです。


そのうえで、

昨日監督さんとお話しして、気がついた点をいくつか書き下ろしたいと思います。


※神戸常盤高校でのタオル重心移動トレーニング  


▶︎現場で学んだ負荷の高いトレーニングを入れる1日のタイミング


■ 負荷の高いトレーニングを入れる注意点


① スキル練習の後に、"重心移動トレーニング" をおこない、直ぐストレッチという流れを創る


② 余裕がある日は2セットおこなう


③ 幅跳びで前のめりになるのは、疲労蓄積のサイン



①に関しては、

アップ&トレーニングの目的で取り入れると、特に寒い季節はカラダの暖まりが浅いため表層の筋肉ばかりにトレーニングで刺激が入り深層部まで使いきれないという点が考えられます。


そのため、

トレーニング中のパフォーマンスが低く、得られる効果が薄いのではと仮説を立ててます。


ボール練習終了後の方が、カラダが完全に暖まっている状態で取り組めるため、トレーニングを最大のパフォーマンスでおこなえるのです。


練習後なので選手は「これからトレーニングですかーーー....(涙)」でも、お構いなしです!!


また、

練習が終わっていれば、直後にダウンで股関節のストレッチができ、可動域を拡大さることができ、疲労も除去することができるのです。


もう一つの利点が、

強度の高いトレーニングのあとの練習は、集中力を欠きパフォーマンスが低く、スキル習得がおろそかになる点です。


普段の神経系トレーニングであれば、逆にスキル習得を促進させますが、これは別物になるので要注意です。



②は単純で、

技術練習を必要ない日や、体育館が使えず練習量が落ちるときは、当たり前なのですが体力が有り余っているので、トレーニングで追い込んでも良いです。


特に女子選手は、限界まで潜在能力を発揮させるのが難しく「どう追い込むか」は指導者も悩みどころと感じます。


トレーニングで追い込むのも一つの手です!


練習途中の「罰則ダッシュ」より、よっぽど効果を発揮するでしょう。



③については、

少しマニアックになりますが、「今日はトレーニング行わない方が良いな」という感覚です。


負荷が高いのは間違いないので、疲労が蓄積している場合や、練習ゲームで心的な負荷がかかっている場合は、ただでさえ故障のリスクは高まります。


そのため、

トレーニングの量を減らしたり、そもそも「今日はトレーニングやらない!」と、選手に伝えることも一つの工夫に思えます。


その目安が、今回メニューの中に入っている幅跳びの着地姿勢です。


※沖縄県民の幅跳びは、半端ない跳躍力!!


本来、

かかとから入ることで、つま先が上がり、前脛骨筋ハムストリングが連動することで、脊柱が伸展方向に向かいます。


疲労が蓄積すると、逆につま先から入り、二つの筋肉の連動で次の動作に入ることができず、膝で体重を支えて次の動作に入る場合があります。


「疲労してますよ」というサインです。


そのときは、

2セットの予定を1セットに減らしたり、

翌日はトレーニングをなくしたりという判断が求められるのです。



■ 重心移動基礎トレーニング5選の "YouTube再生リスト" です。実演ください。(プレゼント!)



今日は、

「低い姿勢での重心移動で筋肉量UPトレーニング」の注意点について、書き下ろしました。


1年の中でも、ときに「負荷の高いトレーニング」をおこなう場合があるでしょう。


低い姿勢での重心移動に限らず、参考にしてくれたらうれしーです。



それではまた更新します。


「共感す」るセンテンスや、「参考」になる場面がありましたら、"シェア" や "コメント" いただけたら、とっても励みになります。


みなさん良い1日を^^


※群馬県の太田記念美術館より


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「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。