ゼロ・グラヴィティ理論 - プロローグ -

ゼロ・グラヴィティ理論  出版の秘話 

ゼロ・グラヴィティ理論の、出版の秘話を書き下ろしますね。 

実はこの本の中身の9割は、4年前(2019.4 刊行)には完成していました。

トレーナー人生も10年を経過し、「そろそろ本にまとめたい!」と思い、ブログに書き綴った期間は、なんと『2週間』と非常に短期間で書き上げたものなのです。

記載している最中にある出版社から、「ブログを拝見したのですが、出版しませんか?」と、アメブロのメッセージで飛び込んできたのです。

 "思考は現実化する" とは、正にこのことです。

元来、私は本当にやりたいことであれば、「手を動かし、思い続ければ叶う」と、楽観思考があります。

それに、少しの「運」が手助けしてくれれれば「絶対いけるだろう!」と。

しかし、出版社と話を進めるうちに、最終的にお断りをすることになりました。

決定づけたのは 、「本屋には陳列されない」という事実が判明したのです。  

日本一の古本屋街である、「神保町」に住むボクにとっては、「本屋に並ばない本は、本じゃない」と思っていたのです。(※ペーパレス化の現代にウケますよね 笑)

このような経緯で一気に戦意を喪失し、アイディアを一旦、『寝かす』ことを決めました。

 

それから4年が経過し、出版への熱意がフツフツと沸いてきたのです。

なぜかというと、ベストセラーを重ねる、『ユヴァル・ノア・ハラリ氏』の、『サピエンス全史』との出逢いでした。

神保町三省堂本店で購入し、熟読していくなかで、「名言」と向き合うことができたのです。

それは、『人類は二頭筋にかける資源の一部をニューロン(神経細胞)に回した』のセンテンスでした。

ボクが考えている『神経系トレーニング』が、『サピエンス全史』と組み合わされることで、『ヒトは次の進化へ進む』と直感したのです。


神経系トレーニング × サピエンス全史 = ゼロ・グラヴィティ理論


頭の中で、このような掛け算ができあがり、再び出版へチャレンジし、完成にこぎつけたのです。  


二頭筋とは上腕二頭筋・大胸筋・三角筋の、自分のカラダを重力に対して支えるための筋肉です。

それが二足歩行になり、上半身でカラダを支える筋肉が、限りなく必要なくなりなりました。

その上半身の発達する資源を、中枢神経系に回し、高度なコミュニケーション能力を得たのです。

この進化の過程が、ヒトにとって何を意味するのか。 

これからヒトが進化するうえで、重要なポイントになると捉えてます。

さぁ、本文の始まりです。 


プロローグ

人類は四足歩行をやめ、直立での生活を始めました。

直立、つまり二足歩行の状態で疲れにくい身体を手に入れるために

地球の重力に対して姿勢を保持しようとする筋肉=抗重力筋の

バランスを整えることがより必要になりました。

しかし、多くの人はウエイトトレーニングにより必要以上の

筋肉をつけることで、バランスを失い、さらに身体にかかる

重力をぞうかさせてしまっています。

これでは、身体が疲れ、運動パフォーマンスは低下します。

抗重力筋を手に入れるための鍵は"四足歩行の身体の使い方”に隠されています。

自らに重力を感じさせない、軽い身体を手に入れましょう。

それは、運動パフォーマンス向上だけではなく、多くの方が

悩んでいる肩こり、腰痛の改善をも可能にしてくれます。

さあ、あなたもゼロ・グラヴィティ理論の世界への扉を開きましょう。


推薦者の前書き

- 英訳 -

Introduction - Welcome to "Zero gravity" 

Toi Lads, Inc. founder Vikram Kashyap

 I am an American who visited Japan 4 years ago and met Takayuki Ishikawa, who I think is one of the most talented physical therapists in the world. Having worked hard for many years..., I have developed a lot of pain in my neck and shoulders. I visited many top doctors...  in USA to treat my condition, which is known as thoracic outlet syndrome. However, nothing has been able to fix my problem. I was first introduced to Mr. Ishikawa through the owner of a guest house in Asakusa I was staying at. I had moved there to escape the crowds in Shibuya... At the time, My pain had disappeared by the time... He could speak English a little bit. I could speak Japanese little bit. We talked about Japanese culture and American therapy in Japanese and English. We really enjoyed the moment... I met his family and traveled with them. We went to a hot spring in Atami, where I remembered his child cut his tongue... I also visited his family home in Hokkaido. His parents were so kind to me and I enjoyed one... On Halloween, I wore a costume of Peter Pan and we spent time traipsing around Tokyo together. ...I keep doing the exercises he taught me, and I look forward to visiting him next time I go to Japan. I told him "I have visited many body special. I believe people outside Japan need your learn your techniques and that  you and your co-workers can  change the world. I cheer you forever. "I heard that, I told him that you have a special technique that no one else has. I believe his technique is the best and is a very sensible way of training the body.

 This book explains the stretches that I learned from Mr. Ishikawa. There are theory and practice sections. ... At first time, stretch is difficult and causes pain. If you feel that, please do not give up! If you keep stretching every day, you get "zero gravity" body. I think everyone is surprised at how light your body feels. When you feel that, you get balanced muscles. You stand in front of the door of "zero gravity's" world when you buy this book and finish reading this introduction. 


- 和訳 -

−−− ゼロ・グラヴィティの世界へ

Toi Lads, Inc. 設業者 ヴィクラム カシャプ

今の私が継続的に仕事をこなせるのは、4年前に日本という島国で一つの出会いがあったからだ。

彼の名は石川貴之。

私が最も信頼しているセラピストである。


東京の渋谷に宿をとったが、渋谷の雑踏で心を踏みにじられ、「もう日本にいたくない、帰国しよう」と思っていた。

身体も疲弊し、持病の首の痛みが発症していたのだ。

そんなとき、浅草のゲストハウスの店主の紹介でカラダラボに施術に伺い、担当してくれたのが石川さんである。

私の片言の日本とご、彼の話す片言の英語でコミュニケーションを行った。

日本の文化や、アメリカでのセラピストの現状を話すうちに意気投合した。

すさんでいた私の心と、疲労が蓄積した身体が回復し、とても驚いた。


当初は数日間の滞在予定であった。

彼と出会ったことで、日本の滞在期間を2ヶ月延長し、生活した。

滞在期間中は毎日彼と会い、家族ぐるみのお付き合いもするようになった。

熱海の温泉に行った時、彼の息子が舌を切り、病院に駆けつけたのを覚えている。

彼の実家である北海道紋別市には1週間も滞在した。

彼の両親に温かく迎え入れていただき、北海道の雄大な景色を堪能した。

ハロウィンでは、私はピーターパンの格好をし、一緒に東京を散歩した。

彼は私の仮装姿を、今でも忘れられないと言う。


そんな私の身体の状態は、胸郭出口症候群と診断されていた。

長時間のPC作業で、首・肩・背中の張りが凝りかたまり、筋肉が神経を圧迫していたのだ。

コンディショニングとストレッチを行い、自分の身体が変化していくのを感じた。

サンフランシスコを拠点としているため、継続的にメンテナンスを受けられないことは残念であるが、レクチャーしていただいたストレッチを続けることで、健康を維持している。

そして、来日した際には、必ずメンテナンスに訪れる。


私は伝えた、「世界で様々なマッサージを体験してきた。しかし、私の身体に合う手法に出会うことはできなかった。石川さんのメンテナンス方法は画期的で、絶対に世界に必要としている人はいる。カラダラボの技術は世界を変えるに違いない。応援してます」と。


私の友人が彼に「What is your job?」(あなたの職業は?)と聞いた。

彼は「I am a relaxation therapist.」(普通のマッサージ師です)と答えると、私はそれを聞いて彼に対して怒るのだ。

「You have a special technique that no one else has.」(石川さんの職業は普通のマッサージ師ではない!)と。

それだけ他のマッサージやカイロプラクティックとは違うということを、言いたかったのだ。


本書は私が彼のもとで実践した内容である。


理論編は3つのことが書かれている。


①二足歩行で四足歩行を体現する必要性

②アスリートが考える身体作り

③スポーツの現場で起きていること


さらに、実践編では7つの新法則について、具体的に行うべきポイントが書かれている。

中枢神経系を発達させてきた人類がさらなる進化を遂げるため、1つの法則に対して7つのストレッチの手法が記載されている。

これを的確に行うことで、下記のことが実現可能である。


・アスリートの身体作り

・怪我に対する改善や予防

・高いパフォーマンスで仕事を継続すること


ストレッチは痛みを感じたり、可動域が確保できず姿勢を取れないものもあるだろう。

肝に銘じて欲しいことは "あきらめない" こと。

最初は体現できなくても、辛抱強く取り組むことができたとき、想像以上に身体が軽くなることにきっと驚くことだろう。

それは重力に対してバランスよく筋肉を獲得できたということだ。

本書を手に取り、前書きを読み終えたあなたは、ゼロ・グラヴィティ理論の世界への扉の前に立っている。


---- 末文  ---


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●オフィシャルサイト ishikawa-takayuki.com

●問い合わせ E-mail:chamizu.global@gmail.com 


 ※スポーツ動作指導の入門はゼロ・グラヴィティ理論で!  







   



”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。