スポーツ選手が睡眠前に行うべき「思考術」とは!?


おはようございます。


トップ写真を見ると、足の指先がしっかりと上がり、理想的な重心を乗せられていることに、自己満足している石川です。(※「シューズの形状でしょ!?」という声はおいといて。笑)


毎度お馴染みの、日本武道館がある北の丸公園で撮影してきました。


生憎の曇り空で、ボクが掲げる「思わずクリックしたくなる、『 蹲踞 × 青空 』の黄金の法則」を、シャッターすることができませんでした。(涙)


今週は暖かくなるようなので、またトライしますね。



▶︎『思考の整理』と『動作トレーニングの効率UP』の睡眠前の行動


今日はズバリ、

ボクが実践している、『睡眠前の思考法』を書き下ろします。


なぜ、

とりあげようと思ったかというと、理由は2つあります。


一つは、

読者の方から「次から次へと、よく書く内容(Twitterも含め)が出てきますよね」とお声をいただき、その理由に『思考の整理』があると思ったからです。


「あっ!?」と頭を駆け巡ったことは、メモに残しますし(※記憶力が乏しいため)、それを見返してブログに書き下ろすことはとても多いです。


SHOWROOMの創業者の前田裕二さんの著書には、『メモの魔術』があり、2019年の発行売上部数は40万部を超え、メモの必要性とその活用方法は、一般的になりつつあります。


日常の生活の中で「すぐ忘れる」ような事から、発想の転換により、新しいセンテンスが生まれることは少なくありません。


ボクもメモを取り忘れ、あとから「あれ、これ何かと組み合わせたら面白いのに、なんだったっけ!?」と、メモをサボった代償を何度も受けてます。(※思いついたことは、なんでもメモをとりましょう)


睡眠で促すことは、新たに生まれる発想の「土台」を作ることにあるでしょう。


二つ目が、

「脳の再教育」を目的とする動作トレーニング睡眠の関係性は、想像以上に深いと常考えているからです。


スポーツ選手にとって睡眠は、疲労回復のために必要なのは当たり前です。


それだけでなく、

その日にトレーニングで獲得した動作を、次の日により発揮するための方法です。


それは、

動作トレーニングに限らず、戦術・戦略の理解や体現ドリルで得たスキル、チームでのコミュニケーションの円滑性を、翌日によりよくするのです。


いわば、

「練習の成果を発揮する大原則」といっても過言はありません。


睡眠をとるにあたり、いくつかポイントを捉えるだけで、動作トレーニングの効率が上がり、獲得できる動作が増えると考えているのです。


■ テーマは2つ

①思考の整理がされ、スラスラ文章が書ける方法

②動作トレーニングの効率を上げる方法



▶︎やっぱり睡眠時間は7時間以上は求める


いろいろな文献にも書いてありますが、どうやらボクらの脳は、睡眠中に考えていることを整理しているようです。


そして、

社会では「睡眠負債」という言葉がでて、その負債が思考を妨げるため、睡眠をキーワードにしたサービスはたくさん出てます。


● 睡眠の質が上がる「安眠マクラ」の開発

● 仮眠が取れる「仮眠スポット」のサービス

● 眠りの悩みを解決をする「ねむり相談所」の開設

● 睡眠に関する書籍の、爆発的な売れ行き

● ショートスリーパーの育成


ボクは、感覚的に「このマクラ良いな」と思うくらいで、特に科学的根拠は必要としてません。


ただ、

とにかく長い時間寝ることは心がけ、1日7時間を切ると、翌日の「脳」も「カラダ」もパフォーマンスを下げると、体験的に感じています。


それは、

とても単純で、「カラダのキレがないなぁー」や、「どうも文書が思いつかないなぁー」と感じたときは、「あっ、そういえば睡眠時間短かったかも!?」と、振り返ればいつもより睡眠時間が少なかったのです。


なので、

1日7時間以上の睡眠は、最低限確保できるように、生活のサイクルを組むこは実践しております。



▶︎スポーツ選手のノートは、明日の計画と予定をたて、その障害と対策をたてよ


さて、

今日の本題の、眠りに入る前にボクが実践している「思考法」です。


①明日の計画と予定を立てる

②明日の計画に対しての障害と対策を立てる


この2つです。


その日を振り返る以上に、寝ているときに記憶を整理するには、明日のことを考えた方が「思考の整理」がされやすいのです。


例えば、

Twitterで "つぶやく" ときの、2つの例を見比べましょう。


①「今日は〇〇に行ってきて、〇〇なことをして、勉強になりました」

②「明日は〇〇に行くので、〇〇なことを勉強したいと思います」


①は今日行ったことを1日の最後に記し、②は明日の勉強して吸収する内容を記してます。


②の方が、行うべきことが整理され、脳のパフォーマンスは発揮されます。


なので、

ボクがツイートするなら、下記のセンテンスです。


「明日は、朝イチの新幹線で名古屋に行き、〇〇高校で重心移動のトレーニングを提供してきます」


この、

 "つぶやき” をすることで、明日の起きる時間や、何で移動するか、どの種目のトレーニングを提供するかが整理され、スムーズな1日が過ごすことができるのです。


さらに、

障害と対策を追記してみましょう。


【障害と対策】

☑︎早朝の移動で寝坊しないか

→ いつもより早く寝る,目覚ましをかける,保険として妻にも目覚ましをお願いする


☑︎新幹線が通常通り動いているか

→ 明日の天気を調べる,運行状況を確認する


☑︎高校がコロナの影響で休校になっていないか

→ 前日に「明日、よろしくお願いします!」とメールをする


☑︎トレーニングメニューが自分の頭にあるか

→ 他のチームで提供している動画のチェック


☑︎重心移動トレーニングを選手が体現できるか

→ 前回訪問した内容を確認する


そして、

"つぶやく"なら下記の通り。


「明日は朝イチの新幹線で名古屋で〇〇高校でトレーニング指導。

アラームも〇時に設定完了し、新幹線も通常通り運転される模様。

先方の先生からは、「〇〇の内容をお願いします」と依頼あり。

ボクの方からは前回の内容の続きを行いたいので、

「重心移動トレを中心に考えてます」と伝え、他チーム動画のチェックを移動中にする予定。


140字の文字制限を超えているのは、横においといて、雰囲気だけ伝われば嬉しいなと思います。


※まだまだ勉強が必要な文章術(汗)


つまるところ、

スラスラ文章を書き下ろせるのは、この『思考法』を毎日繰り返すことに隠されているのです。

(※スラスラとは誇大な部分があるw)


実は、

スタッフの日報でも、明日を考える『思考法』を勉強してます。


良い日報は、


「今日起きたことから何を得て

明日からどう行動をし

それを阻害するモノへの対策」が、


書かれています。


「今日はこんなお客さんが来店し、股関節のストレッチを提供して、腰痛の改善をしました」という日報だと、明日のことが全く書かれてません。


「思考の整理」という観点から、翌日のパフォーマンスを最大化することはできないのです。


そして、

そのような日報は、「面白くないなー」と感じるところです。(笑


部活動のチームでは、選手個人にノートが手渡され、日々の練習を記しているチームが多いでしょう。


見せていただくと、「〇〇さん、字がキレイだな」とも感じます。


それ以上に、

日々の練習で得たものから、どう成長しようとしてるのかが、ノートの内容から読み取ることができます。


選手の皆さんには、本当に参考にして欲しいです。


さらに、

動作トレーニングの観点から考えると、指導中に獲得できない動作が多く、日々の繰り返しで得られるモノがとても多く、「今日できなくても良い、1日1日できることを増やそう!」という言葉は、ボクが指導する上で口癖です。


そのため、

「予定」「障害に対する対策」を立てるのにも、最適なコンテンツなのです。


例えば、下記のような内容いかがでしょう。


「今日、石川さんがきてくれて重心移動のトレーニングを教わりました。目的は筋肉量をこの時期に増やすことなので、明日から1ヶ月は全力で取り組み、ジャンプ力を◯◯cm伸ばすことを目標にします。でも、理想のフォームには程遠く、先ず明日かかとを床につけることから気を付けたいと思います。おそらく、筋肉痛がしばらく続くことが予想されますが、股関節のストレッチを組み合わせれば、筋肉痛を軽減するだけでなく、故障のリスクを軽減するとのことで、双方取り組んで行きます」


いつも伝えているように、動作トレーニングは当日の「復習」が大事です。


その「復習」を通して、明日の「スケジューリング」と、それに対する「障害」「対策」を文字化することで、翌日のトレーニグ効果はさらに発揮され、「脳の再教育」を促すことができるでしょう。


今日は、ボクが睡眠前に実践する「思考法」をご紹介いたしました。


「参考になった!」という方は、"いいね" や "シェア" いただけたら、明日への励みになります!


また更新しますね。


みなさん、良い1日をお過ごしください^^


※お茶の水界隈より




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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。