トレーナーはお客様に、「どう記憶されるか」が次のセッションを生む


▶︎お客様の視点から物事を見るには、トレーナーの存在価値を知ろう


おはようございます。


10年以上のお付き合いあるお客様から、「脊柱管狭窄症で苦しんでいる知人がいるんだけど、なんとかなりませんか?」と電話があり、「信用は大事だなぁー」と実感する石川です。


さて、

ここのところブログでは、「トレーナー育成」の話が続いたので、今日はお客様から見た、ボクの「存在価値」について、みなさんにお届けしたいと思います。


これは、

全てのお客様に、「自分をどう記憶をしてもらうのか」ということが「存在価値」となり、その「記憶は何から生まれるのか」というお話になります。


最近、「自分の視点でしか物事見れてないなー」というヒトには、立ち止まって考える良い機会になるかも知れません。



▶︎椎間板ヘルニアで苦しんだお客様とボク


冒頭にお伝えした、電話をくれたお客様は、出会った当時に椎間板ヘルニアの手術をした後で、片足で「つま先立ち」ができない状況でした。


●長い間、つま先立ちをしてなかったので、脳がその動きを忘れた

●オペの影響で、神経が傷ついた

●下腿三頭筋の筋肉量が減った

●運動不足で体重が増加した


など、

色々な理由が考えられるのですが、リハビリのために通い、結果的にはゴルフもスキーも楽しめるカラダになりましたし、ヘルニアの痛みも再発にはいたらず、大変喜んでいただけたでしょう。


(※緊急時は「ヤバイです...(汗)」と、連絡あり施術を行います。笑)


ボクもヘルニアを患い、3分以上椅子に座ると「ズキズキ」痛みが出てきて、「どうしたらいんだー」と精神的にも追い込まれました。


きっと、

お客様も「仕事に支障をきたしたら」とか、「大好きなスポーツができなくなったら」と、不安な気持ちがあったのだと思います。


「どうやって、改善したんですか?」と聞きたいヒトもいると思いますが、今日は改善方法をお伝えしたい訳ではないので、別の機会に譲りますね。



▶︎腰痛の悩みを抱えるヒトがいると、メガネをかけたトレーナーを思い出す


そのお客様から見たボクは、どう見えるのでしょうか。


初見は、

ただの「メガネをかけた、やさぐれの若いトレーナー」であり、(※それは10年経っても変わらないかも知れないw)、「このメガネは、真っ当な事は話してるけど、技術あるのかな?」と不安から入ったかも知れません。


ただ、

今回に限らず、何年にも渡ってお客様をご紹介いただいており、おそらく過去二桁を超える「カラダに悩みのある方」を、お店に運んでくれているのです。


そして、

ここからが今日の本題です。


ご紹介いただいたお客様の症状は、重度や軽度様々ありますが、全て「腰痛」なのです。


決して、「腰痛専門家です!」と名刺に書いてあるわけではありません


名刺に書いてあるのは「スゴイ先生」です。


(※名刺交換をすると、自分の名刺に「スゴイ先生って書いてあることがスゴイよね」という話になりますが、ネーミングを付けたのはボクではありません。(笑))


どういうことかというと、

ボクとのセッションを通して、腰痛に対して不安がなくなり、スポーツを楽しめるようになったお客様の「経験値」、いわば「体験」は、「どんな腰痛をも改善してくれるトレーナー」という記憶として埋め込まれ、「このメガネをかけた、やさぐれトレーナーに頼めば、腰痛が改善しますよ!」という、お金が発生しない完全無欠な広告塔となっているのです。


なので、

そのお客様が、会食や仕事を通して出会った人と腰痛の話題になると、一番最初に浮かんでくるヒトは、おそらくこの「メガネをかけた、やさぐれトレーナー」であり、お客様視点から見たとき、ボクの「存在価値」となるのです。



▶︎トレーナーはお客様にどんな「体験」を提供するか


当たり前ですが、

このお客様と出会ったときに、改善することができなければ、「腰痛を改善できないトレーナー」と記憶され、今回のようにお客様を紹介していただけるケースはありませんね。


みなさんも、

家族旅行や恋人と旅行をすると思いますが、「あー、楽しかったー」と思えば、「また、〇〇に行こうね」となるでしょうし、お友達やお知り合いに、「ここ良かったから、行ってみたら良いよー」と紹介しますよね。


逆に、

旅行に出かけて、「うーん、思ったより楽しめなかったね」とか、「今回はこんな事件があって二度といきたくないね」と、出先であまり良い経験ができなければ、「二度と行きたくない!」と思うでしょうし、知人にも紹介しませんよね。


それが、

目的地のせいではなく、全て自分の責任であっても。


例えば、

旅先でコロナウィルスにかかったとしたら、「また行きたいな」という気持ちにならず、尻込みしてしまうでしょう。


(※再挑戦する屈強な精神力を持つヒトもいるでしょうが w)


つまるところ、

ヒトの「経験値」や「体験」は、そのヒトの「記憶」として脳裏に焼きつかれ、「信用」を生みだし、逆に、「不信」を生むことにもなるのです。


まとめますね。


トレーナーに関わらずですが、お客様視点から見た、そのヒトの「存在価値」というのは、「お客様の経験した記憶」を呼び起こせるくらいの、「素晴らしい体験」を提供することが大事なポイントとなのです。


「腰痛改善専門家」とうたっていないボクが、お客様にとっては、「腰痛改善専門家」として記憶され、その記憶が蘇ったとき、新たなビジネスが生まれるのです。


なので、

目の前のお客様に、良い経験をたくさんさせてあげましょう。


きっと、

そこから生まれる「信用」の価値は、お金では買うことができず、大きな「財産」となります。


みなさんは、今日、どんな素晴らしい「体験」を提供しますか?



それでは、また更新しますね。


参考になりましたら、「いいね」や「リツイート」いただけると、明日の記事投稿を頑張ることができそうです。


みなさん良い1日をお過ごしください。



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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。