桑田真澄氏の「正常な動作を見抜く目」を創る方法とは!?

▶︎渋谷スクランブル交差点のライブ映像で動作観察?


こんにちは。


渋谷スクランブル交差点のライブカメラを見て、ヒトの出入りを観察するのが日課になっていて、「休み明けの月曜なのに少ないなー」と、コロナの影響を目の当たりにしてる石川です。(※決して歩く動作を観察している訳ではなく、街にヒトがどの程度出ているか、確認してますw)


さて、

東京の街中をスルスルと歩いている中で当然に、

姿勢が悪いヒトや良いヒト

歩き方が下手なヒト上手なヒト

重心点を速筋群連鎖が可能なヒト、反対に遅筋群が筋連鎖する重心点にのせているヒト

と様々におりまして、ボクはそれを日々観察することがクセになってます。(※本当に変態ですよねw)


この観察眼はボクなりに、

「ここは絶対に押さえておいた方がいいと思うよー」という結論がありますので、「正常な動作を見抜く "2つ" の方法」というタイトルで、今日と明日の二日に分けてお話ししたいと思います。


1日目の今日は『正常な動作を見続け、その共通点を見つけること』についてお話ししますね。



▶︎正常な動作を見抜く目を搭載する "2つ" の方法


普段からトレーニングの話をすると、「本当、石川さんって変態ですよねー」と、最高の褒め言葉をいただくのですが、「えー、そうですかねー。何で変態と思うんですかー?」と聞くと、「ヒトの動作を見て、因数分解して解説すること。これは常人ではできないですよ!」と仰るのです。


多分、このオレンジ縁のメガネには、動作解析の機能が搭載されている...わけではなく、観察する目を訓練してきたのだと思うのです。


それは、「正常な動作を見抜く目」を創ることです。


それには "2つ" のことが必要でして、今日はそれについてお話ししたいと思います。


いわば「動作解析をする変態の目を、どう創るのか?」や、「メガネやコンタクトレンズに動作解析機能を搭載する方法とは?」とちょっとオタッキーな話になるかもしれませんが、参考にしていただけたらうれしーです。


結論から申し上げると、『正常な動作を見続けること』『正常な動作を知ること』 "2つ" です。


▽正常な動作を見抜く目を創る "2つ" の方法とは

① 正常な動作を見続け、その共通点を見つけること

② 正常な動作を知ること



▶︎桑田真澄氏の正常な動作を見抜く学習法


元読売ジャイアンツの桑田真澄氏が中学時代の学習方法は、

甲子園で活躍するピッチャー、

プロ野球のエースピッチャー、

メジャーで話題になっているピッチャー、

の連続写真を切り抜いて、ノートに何枚も貼りつけて、この「エースと呼ばれている凄いピッチャーの共通点とは何か?」というのを、探っていったと伝えられています。


その共通点を中学2年生のときに、自らのカラダで実践したところ、低めに「ビュンビュン」ボールが伸びる球が投げれるようになり、結果的にPL学園のスカウトの目にとまったのです。


中2でこの学習法を実践できるって、流石ですよね...。


桑田氏は何をしたかというと、これは経営やマーケティングの分野で使われる「ベンチマーク」(※他企業の良いところを盗み取り、自社の経営やマーケティング戦略を改善する手法)と同じで、良い選手の優れた写真を観察し、自らの投球フォームの改善し、パフォーマンスの向上につなげていったのです。



▶︎良質なコンテンツからしか正常な動作を見抜く目は創れない!


ここからが大事なポイントで、

「ベンチマークをするときは良質なものしか見ない」が鉄則で、「悪質な物を見ても学びはない」ということなのです。


例えば、

ホームページを作成する案件があれば、同業種で売れている(よく見られている)ホームページを「この表現いいなー」とか、「この色合いいいなー」と、参考にして構築していきます。


反対に、

売れてない悪質な物を見ても、「このコンテンツ順番変えた方が良いなー」と改善案を出すコンサルにはなりますが、自社の悪いところへのフィードバックには、効率が悪いのです。


いわば、

自分が持つコンテンツや、スポーツの動作を改善するには、「良質なコンテンツをコピペする」ことが最速の手段なのです。


桑田氏はそれを肌で感じ、良質なピッチャーの投球フォームだけ視覚からインプットして、共通点を見分ける『目』を持ったといえるでしょう。


その学習方法に使った「良質なピッチャーの写真」が、当時でいう「良質なコンテンツ」になりますね。


今の時代であれば、それに変わる良質な教材やコンテンツ(※YouTubeやiPadなど...)はいくらでもあるのにも関わらず、「良いピッチャーの共通点」を見分ける『目』を持つヒトが少ないばかりか、「良い教材を見る習慣」「良いモノに触れる機会」が少ないと感じるのです。


『石川貴之のラボ式トレーニング』で紹介するトレーニングを創作するときは、何もない「無」の状態で頭の中で構築し、指導という形でアウトプットするのは困難です。


ある程度のテーマを決めて伝えていき、選手たちの動きのクオリティーが上がればそれを見て「ん?こんな動きいんじゃない?」と発想が湧きでて、新しいトレーニングが創作されるのです。


つまるところ、

ボクのトレーニングを創作する教材は、「クオリティーの高い動きをする選手」であり、その選手の動きを見て、「正常な動作の目を養い、共通点を探す」ことで、トレーニングアーティスト(※カッコいい?)が生業となっているのです。


まとめますと、

桑田氏にとっての教材は、「一流のピッチャの写真」でありボクにとっての教材は、「クオリティーの高い動きをする選手」であって、そこから共通点を探して、自らの生業とするということなのです。


明日は『正常な動作を知ること』というテーマ(※多分題名は変わると思いますw)でお届けします。


それではまた更新します。


「これは使えるなー」という考え方がありましたら、「リツイート」や「いいね」いただけたら明日も頑張って記事投稿できそうです!


みなさん良い1日をお過ごしください。



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