正常な動作を知ることは、動作の因数分解が瞬時にできる!
▶︎意外に神経質な一面を見せる石川です
こんにちは。
夕方にブラックコーヒーを飲むと、頭が冴えわたり寝付くことができない、「意外に神経質?」な一面を見せた石川です。
昨晩はam3:00まで、『石川貴之のラボ式ピークパフォーマンス理論』を書き下ろし、切りの良いところで布団に入ったのですが目が冴え、腹式呼吸をしようが、瞑想しようが、全く寝付けません。
「カフェインで眠れなくなるは、非科学的だよ!」と、医療関係者から聞いたことありますが、ボクは「絶対にそんなことはない!」と心底思ってます。
結局、
最後に時間を確認したのはam5:27で、「やっぱ、あのコーヒのせいだ!」と、夕方にコーヒーを飲むことのリスクを再認識したのです。
「眠れないならブログを書いちゃおうぜ!」と、やる気スイッチを押す瞬間までいったのですが、睡眠を取らない早朝の作業は、「体温」が奪われ「免疫力低下」するため布団から出るのを我慢し、ひたすらに『妄想』を繰り返してました。
なので、
今日のブログの構想はできあがっているので、いつもより「サクっ!」といけるはず。
▶︎正常な動作を見抜く "2つの方法" のおさらい
では、
正常な動作を見抜く "2つの方法" の後編をお伝えします。
先ずは簡単におさらいしよう。
その方法は下記の2つだったよね。
▽正常な動作を見抜く目を創る "2つ" の方法とは
① 正常な動作を見続け、その共通点を見つけること
② 正常な動作を知ること
きのうは、
『元読売ジャイアンツ桑田真澄氏が中学2年生のときの教材は、「一流のピッチャの写真」を見続けることで、「共通点」を見つけ、実践した。』とい内容をお伝えしました。
ボクにとってその教材は、「クオリティーの高い動きをする選手」であり、それを見続けることで、「この、動きありだな!」と、新たなトレーニングの発想が生まれるわけです。
なので、
いかに良いものに触れ続けるかが、正常な動作を見抜く目を創る第一要素なのです。
もし、
昨日の記事を見ていないヒトがいたら、先に見ると「流れ」がつかめるかもしれないよ。
▶︎カラダラボは、怪しい大人の『動作学習塾』!?
んでもって、ここからが今日の本題。
『正常な動作を知ること』は、どういうことなんだろう。
実は、
このボクの記事を定期的に読んでくれてるヒトには、「それ、あれでしょ!?」と大体イメージが湧いていると思うんだ。
それは、
ヒトの肩甲骨と股関節の『正常な動作』は「単純性の高い動作」から「複雑性の高い動作」へ、4段階に分かれていて、複雑性の高い外旋と内旋を含む対角螺旋運動になれば、本来ヒトが持つ "しなやかな動作" を表現することができるということ。
▽ヒトの正常な動作とは
① 屈曲 ↔︎ 伸展
② 外転 ↔︎ 内転
③ 対角線運動
④ 外旋と内旋を含む対角螺旋運動
(※これは、大事なことだから、これからも何回も伝えます。)
例えば、
おじいちゃんやおばあちゃんの動きって、成人に比べると、「カクカクした動き」をしているのが想像つきますよね。
(※スーパー元気な年配の方、ごめんなさい!)
その、
「カクカク」した動きを因数分解すると、ヒトの正常な動作の中でも、①②の組み合わせで構成されていて、③④の動作はあまり見られないのです。
つまり、
年を追うごとに脳が複雑な動作を忘れ、自然と単純な動作で構成された動きになってしまうのです。
なので、
カラダラボでは施術やストレッチで「はいっ、動くよ!」と、脳に複雑な動作を再教育して、年をとっても脳が複雑な動作を忘れないよう、学習させています。
いわば、
「大人の動作学習塾」
です。
なんだか、ちょっと怪しい匂いがするね。
▶︎結局クライアントはどの動作から学習させるのが最適なの?
年配者の動きとは逆に、桑田氏のピッチング動作を因数分解すると、肩甲骨と股関節共に④の動作で構築されていて、それは複雑性の高い動作でしかないのです。
とはいっても、
忘れないでほしいのが、『①②も立派なヒトの正常な動作』であること。
「えっ!?いつも複雑な動作を絶賛しているの、石川だろが!」と、日本中からツッコミが聞こええてきそう。(笑)
うん、
全くその通りだけど、ちょっとだけ耳を傾けて。
一つ質問をするけど、「単純な動作しか取れないジジババに、桑田氏と同じ動的トレーニングできる?」だ。
答えは「否」だ。
でもこれは筋肉量という問題ではない。
もしかすると、
ウエイトリフティングでは、現役の桑田氏に勝る60代や70代も少なくないはず。
じゃあ、
もう一つ質問するけど、「その単純な動作しか取れないジジババに、どの動作を学習させる?」君ならね。
これで、
「石川よ、やったわかった!」と共感してくれるはず。
つまるところ、
正常な動作を知っていれば、クライアントの動作を観察し瞬時に因数分解を行い、ヒトの正常な動作のどの段階から、動作を学習させる必要があるかを導き出せるのです。
これ、名言。
年配の方であれば、そもそも肩甲骨と股関節を連動させずに、複雑性の高い動作を習得する必要があるし、それも難しいヒトは、屈曲と伸展を繰り返して、第一動作から再教育する必要がある。
スポーツジムで行うマシーントレーニングは、単体で動かす単純な動作なので、年配者の体力の維持には向くが、"しなやかなカラダを創る" ことには向かない。
日常から運動しているヒトは、肩甲骨と股関節を連動させたうえで、複雑性の高い動作を学習した方が、競技の能力が向上することは間違いない。
まとめるね。
トレーナーが正常な動作を知ることは、クライアントの動作の因数分解を瞬時に行うことができ、ヒトの正常な動作のどの段階から学習させる必要があるのか判断でき、それが結果的に、『正常な動作を見抜く目』となるのです。
したがって、
チームのトレーニングを構築するときも同じで、「チーム全体としての動作を因数分解して、簡単すぎず、でも難しすぎない動作を学習させるメニュー作り」が、現場で求められるのです。
みんなのヒントになればうれしーです。
それではまた更新します。
参考になる考え方がありましたら、「シェア」や「いいね」いただけたら、明日も投稿頑張れそうです。
うん、やっぱり書き終えるのが速かった。
みなさん良い1日をお過ごしください。
▶︎"重心移動 × タオルトレーニング5選" の再生リストはこちらから↓↓↓
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