筋肉をイメージするには『描写』が大事


施術には「書写」より「描写」が大事だと思うこの頃です。


描写 = あるがままの姿をうかび上がらせるように、えがき出すこと

書写 = かきうつすこと


さて、頭の中で筋肉の起始停止運動点アウトライン(筋肉の形状)をイメージできることが、的確に筋肉を触れることにつながり、顧客満足度につながるワケだ。


つまり、「ここ押してほしーなー」という、クライアントの心の声に耳を傾けるには、脳内でその筋肉を立体的にイメージできているかが大事だ。


とはいえ、指導するヒトが受講者の脳内を観察することはできず、「〇〇さんは、筋肉イメージするのが上手だねー」と確認することは容易ではない。(そんなことも可視化できるアプリがあるといいね^^)


その確認方法はというと、『筋肉を描写し、 "4つ" の項目が正しくスケッチできるか』が最大の目安となり、ラボの研修現場でも時間をかけて行われているのです。


このときに、解剖図を見ながら書く「書写」では、脳内にあるイメージをoutputする訳ではなく、目で見てそれを「書き写す」だけなので、目的を達成することができないのだ。


あくまでも、自分の脳内にある筋肉のイメージを『描き写す』ことが必要で、それが正しく『描写』ことができれば、「〇〇さん、この筋肉を的確に捉えられているね」となるのだ。


ただ、施術家であって画家になる訳ではないため、ここで絵の質を求める必要はない。


皆さんも、気になる筋肉のスケッチをしてみてはいかがでしょうか。


意外に正しく把握できてないモノですよ。(笑)



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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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