イチロー選手の自然なカラダの使い方
頭を左に向いてカラダも左に開くと、同じ方向をに回転するため、頸椎と胸椎の捻れが生まれない。
これはエネルギーのロスになる。
その時に、股関節が右に捻れていれば、胸椎の左捻れに対して逆になるので、胸椎と股関節にエネルギーが蓄積する。
とはいえ、前述したように頭部と背骨に捻れは発生していない。
つまるところ、カラダは "2箇所" で捻れるのが最も体内に捻れエネルギーが発生すると考える。
なので、バティンぐで左を向いてる時にカラダは左に開かず、逆に胸椎部分を左に捻ることが必要だ。
さらに、右の股関節は左に回旋(左股関節は外旋・右股関節は内旋)することで、胸椎と股関節に捻れが生じ、そのチカラをインパクトに伝えることが必要だ。
イチロー選手は、「絶対にカラダを開いてはいけない!」とバッティング理論を説く。
その心は、言うなればエネルギーロスを生まないための、自然なカラダの使い方を肌感で習得しているからにあろう。
▽2箇所の捻れでエネルギーをタメる
●頸椎と胸椎の捻れ
→左を向いたら胸椎は右に捻る
●胸椎と股関節の捻れ
→胸椎が右に捻れるなら股関節は左に回旋する(左股関節は外旋・右股関節は内旋)
※拙い絵ですが参考に...。
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