▶︎ コンディショニングの評価軸の設定
現在カラダラボでは、あるミッションが課せられていて、それはトムクルーズよりも評価軸がファジーで、ヒトの感覚だけが頼りになります。
それは、筋肉やツボをさわる『タッチ感覚』であり、自分自身で評価するのが最も困難であり、セラピストの永遠の課題です。
先週の幹部ミーティングでは、そのレベルアップには、「この "3つ" がクロスオーバーすれば、レベルアップするんじゃない?」と、みんなで手応を感じ終えました。
▽マニュアルコンタクトの成長を促す "3ヶ条"
①筋肉を正しくマニュアルコンタク(触る)できる
②筋肉を立体的に頭の中でイメージできる
③筋肉のスケッチをする
今日はそれから1週間が経過し、フィードバックのミーティングを行いましたが、そこで思い知らされたのが『評価軸の設定』の必要性です。
▽ミーティングでの会話から
石川:1週間経過して上手になってきた?
店長:KING(一番上手いヒト)に比べると、ダメですよねー。
石川:そりゃ、KINGと比べてはそうだよねー。先週の〇〇さんと比較したらどうなの?
店長:まだ、時間かかりますねー。
石川:うーん。
という具合です。
これでは抽象的すぎて、「ボク」「店長」「スタッフ」も「現在地不明の、地獄への迷宮入り」です。
これでは、目的である『正しいマニュアルコンタクトの獲得』には程遠いと思い、「担当するスタッフをどう評価するのが正しいのか」について、話し合ったのです。
ラボもまだこんなレベルであり、"伸びしろ" しかありません。
今後とも応援よろしくお願いします。
とはいえ、ヒトの感覚値を可視化するのは本当に難しいのは確かで、それが可能なら誰でも一流のセラピストになり、プロアスリートからひっぱりだこで、店長の言い分も痛いほどわかります。
そこで、マネジャーであるKING川津(一番上手なヒト)に意見を求めたところ、「筋肉の起始・停止・運動点・アウトラインを触れるかが大事なので、それができているかどうかですよねー」と、今日のミーティングはこの言葉で終了です。
本当にありがとう。
つまるところ、「筋肉の起始・停止・運動点・アウトライン」が、速く正確にマニュアルコンタクできれば、「頭の中で筋肉の構造がイメージできた!」となり、「目的達成の目安になるのでは?」ということです。
それならば、店長の評価は "4つ" の項目を評価すれば良いし、スタッフはそれが道標になるので、「迷いがなく」突き進むことができます。
ただ、「その道標がが本当に正しいのか?」は、随時フィードバックして改善していく必要がありますね。
スタッフを迷わすべきでない場所で迷うと、遭難して "富士の樹海" から帰還することはできません。
とかく、この "4つ" を評価軸にし、来週の幹部ミーティングに臨みたいと思いますので、成果を楽しみにしてください。
▶︎ トレーニングの評価軸の設定
コンディショニング同様に、トレーニングでの評価軸の設定も難しいのです。
なぜなら、「トレーニングの成果は、プレーが一番の評価になる」からです。
とはいえ、それも道標が必要であり、いくつかの設定を行います。
▽トレーニングの道標 "9ヶ条"
①正しい姿勢が取れているか
②動作がスムーズであるか
③肩甲骨・体幹部・股関節の連動感があるか
④重心の乗る位置が適切か
⑤目標としている時間で終えられるか
⑥最後まであきらめないか
⑦きのうよりも伸びているか
⑧トレーニングの目的を理解しているか
⑨トレーニングの目的が、プレーに反映されているか
こんなところを、選手のトレーニングの道標としたり、ご自身のカラダ作りの評価軸としていただければと思います。
今日は、「カラダラボのミッションの評価軸」についてでした。
それではまた明日更新します。
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