姿勢を高くする意味とは

髪を切り、重力から解き放たれたように軽くなり、リバティータワーのヘリポートに着陸しそうな、散髪を3ヶ月我慢した石川です。

当たり前の話なのですが、運動するときに「カラダが重い状態」ではパフォーマンスは低く、軽い状態になればキレが増しスピードが上がる。

とはいえ、「通常とかけ離れた状態」というのも困りもので、どうカラダを動かしたら良いか分からなくなるのだ。

たとえば外野手がバックフォームをするときに、「これくらいの力感で投げれば、キャッチャーに届くであろう」という予測が、いつもよりカラダが軽いことで距離感がくるい、「飛びすぎてしまう」のです。

陸上で中長距離の選手であれば、カラダが軽いことで全般飛ばし過ぎ、後半の体力を使ってしまう恐れがあるのです。

実際に、陸上部の先生からは「当日に軽すぎるのもダメなんだよねー」という、話も耳にしたことがあります。

なので、試合やレース当日のカラダの軽さは、自分のカラダの感覚を狂わせないほどが好ましいのだ。

つまるところ、普段からできる限り軽い状態を保つことができれば、たとえ当日に軽すぎてもいつもと同じパフォーマンスが期待できるのだ。

さらに、姿勢が低い状態はカラダが重くなり、高い状態は軽く感じることができる。

そのため、競技中もできる限り姿勢を『高く』することが求められるのだ。

日常生活で正しい姿勢を獲得していたとしても、競技の特性に合わせて『姿勢を高くする』ことを追求しましょう。

それでは、また更新します。

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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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