表層の筋肉を柔らかくする必要性とは

表層の筋肉である僧帽筋・三角筋・大胸筋などが硬いと、ボール&ソケットに付着する深層部の筋肉に「カギをかける」かのように動けなくなる。


それは、メデゥーサに睨まれ「石に化したように身動きできずに立ちつくす」ようすだ。


その石化した状態で無理やり肩甲骨を「グリッ!」と捻れば砕けちり、石化が解けたときには「あれっ、腕がない!」と、驚く様子が目に浮かぶ。


当然に我々はメデゥーサと遭遇することはないので(たぶん)、そのようなバカげた話にはならないのだが、表層の大きい筋肉が硬い状態で運動を繰り返すことは、スポーツの現場ではよくあることだ。


そのような状態で運動を繰り返と、インナーマッスルが付着する部分の「腱板」に傷がつき、『腱板損傷』という肩の障害を引き起こし、スムーズに肩を動かすことができなくなるのだ。


なので、「深層部を鍛える前には、表層の大きい筋肉の柔軟性が必要」である。


それとともに、「体格に合わせた筋肉が必要」で、無駄に筋肉をつけすぎないことが求められる。


さらに、「深層部の筋肉は弱いため、負荷の低いトレーニング」が求められる。


負荷が大きければ損傷では済まず、断裂する恐れもある箇所であり、その場合はオペという選択も余儀なくされるほどだ。


とかく 、タオルトレーニングで、表層の大きい筋肉から柔らかくすることから始めてみよう。



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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。