荒削りなダイヤモンド
こうして見ると、左肘を右脇の下に持って行くのは単純で簡単な動作に見るのだが、一連の動きの中で作り出すのは容易くはないようです。
動作は複雑性が高くなるにつれ「自然な動き」に近くなり、単純になればなるほど、「異常な動き」になるのです。
その解析を瞬時にして、競技での動作をどうやってトレーニングで創出するかが、トレーニングディレクターの仕事になる。
それは、単に動作とトレーニングをマッチングさせるだけでなく、新たなトレーニングを創出することも含まれていて、クリエイティブな作業と自負している。
とはいえ、その本質を探ると時間との格闘で、「限られた時間の中で結果を出す」必要があり、クライアントはいつまでも待ってはくれない。
さて。
そのスピーディーな作業を完遂するには、ある一定の「経験」と「感性」が必要で、弊社のスタッフも日頃から「ゴシゴシ」と磨いている。
それは「荒削りなダイヤ」を磨いている、まだ未完成極まりない代物です。
その「荒削りダイヤ」が研ぎ澄まされ、店頭に並び輝きを放つとき、本当に面白いことが起きると思うところです。
動作づくりも一緒なので、みんなでピカピカに磨き上げましょう。
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