上腕二頭筋のトレーニングは健康的なダイエットに向かないのは本当!?

1.人間の進化の過程から、身体作りを考える


すっかり肌寒くなり、東京都心では10月中旬の肌寒さとなりました。


我が家では今夏初めて冷房を稼働せずに睡眠することができました。


やはり、冷房の風は身体に良くないのか、

本日の寝起きはここ最近で非常に優れている感じがします。


9月は台風シーズンが到来します。


運動会などの行事ごとも多いので、

台風さんには各地のイベントを避けて到来していただきたいですね。


さて、最近お伝えしている四つ足での動きを今日は新たな視点で考えてみましょう。


人間の身体は進化の過程で二足歩行を拒んでいる時がありました。


そんな時代背景を見ながら、

更に四つ足での運動の必要性・ダイエットへの取り組み方・怪我への予防の対策を

練りましょう。


2.生死と隣り合わせの自然環境はダイエットになる


我々人間のルーツの中で、チンパンジーから人間となったと言われている。


それが約250万年前に人間文化のスタートし歴史を刻んできた。


歴史の道筋は三つの重要な革命が決めた。


 ①7万年前      認知革命

 ②1万2000年前  農業革命

 ③500年前     科学革命


人類が地球上で生きていく大きな流れの中で、

この三つが歴史・文化・身体のターニングポイントとなっている。


地球は四五億年前に形成されているので、

それから比べると短い時間の中で大きな進化をしていきたに違いない。


おそらく我らの祖先が、四つ足歩行から二足歩行になっていったのは250年前と推測され、そこから人類は手を使って複雑な作業がこなせるようになった。


脳を進化せ、道具を使用することにより火をおこし、狩りをし、優れた学習能力を持ち、

複雑な社会構造を作り、食物連鎖の頂点へと昇っていった。


当時の人間は食物連鎖の中位にあり、

狩りをするどころか動物から狩られる危険性を伴っていた。


「食べなくては生きることができない」ではなく、

「生きるために動物を殺めなければならない」と、

日常から生死と隣り合わせの環境下の下で生きていた。


五感をフル活動して、地球・自然・動物のこと感じ日々生活しなくては

生存競争に負けてしまう時代で、指先一つでスマホを操り食べ物が手に入る現代とは

大きな違いである。


その進化の過程で視力・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感は生きるために使っていたものから、欲を満たすために使うようになった。


自然を感じる感度は落ちているのは間違いない。


本来、地球は必要な物を必要な時に与えようとしており、

それを感じて摂取していれば問題ない。

それを感じることができないので、


 たんぱく質が必要だ!

 炭水化物が必要だ!

 脂質が必要だ!

 ミネラルが必要だ!

 酵素が必要だ!

 ビタミンが必要だ!

 食物繊維が必要だ!


なんて話になってくるのではないでしょうか。


当時はその辺の木の実・果物が豊富あったでしょうから、十分補えていたのでしょう。


現代でいうと「旬の物」を食べるということが、それに近いのかもしれません。


もう少し深く自然を知ることができれば、脳で考えることなく五感で必要な物を感じ、

気が付けば既に必要なものを摂取し、その結果スリムなbodyを作るのではなく、

自然とスリムなbodyができあがり無理なくダイエットも可能になるのかもしれません。


生死と隣り合わせとなるような自然環境下に行くのも一つの方法に思えます。


3.上腕二頭筋のトレーニング止めてダイエットは最適


歩行動作を四足歩行から二足歩行へ変化し、前足が手となり、

歩行動作以外の仕事をこなし始めたのが250万年前。

それにより様々な変化あった。


 ・大きな脳は身体に大きな消耗を強いた

 安静時の人間の脳の消費エネルギー  = 25%

 安静時の霊長類の脳の消費エネルギー = 8%

 その結果、

 ・多くの時間をかけ食べ物を探ようになった

 ・上腕二頭筋の発達を中枢神経系の発達に回した


これは非常に面白なと感じる。


人間は進化していると仮定した中で考えると、

上腕二頭筋を鍛えて筋肥大していくことは脳の発達の邪魔をする。


もっと言うと、上腕二頭筋のエクササイズは中枢神経系の発達と相反するところにあり、

脳へのInputとOutputのスピードを鈍化させ、

運動パフォーマンスの低下が考えられるのではないでしょうか。


日々、意思決定を求められるビジネスマンが情報伝達スピードが鈍化すると大変です。

腕立て伏せで上腕二頭筋を鍛えるのは控えましょう。笑


悪魔でも人間は二足歩行であって四足歩行ではないので、

上腕二頭筋で身体を支えることはない。


したがって、上腕二頭筋の筋量も二足歩行に似合った形がベストであろう。


その中で、四足歩行の身体の使い方を二足歩行で大脳を得た人間が

体現できるのであれば、運動パフォーマンスの向上・ダイエットの効率化・故障への対策が

可能となってくると考えております。


4.四足歩行は肩こり・腰痛・ダイエットに効果絶大


何故、四足歩行の身体の使い方が重要か。


それは直立歩行に欠点があるからだ。


何百年にもわたって四足歩行で全身を支え進化を遂げてきたが、

直立の姿勢に順応するのは大変な難題だった。


その骨格が特大の脳を頭蓋骨で多い、保持しなくてはならないのである。


直立歩行に進化することより、「人は卓越した視野と勤勉な手を獲得する代償として、

腰痛と肩こりに苦しむことになった。」とサピエンス全史で知られる

ユヴァル・ノア・ハラリ氏は記している。


肩こり・腰痛は今に始まったことではなく、二足歩行から四足歩行に進化した際に、

人間が「自由な手」を手に入れる代償として支払った物なのである。


したがって、それを改善する方法は四足歩行になるしかない。


しかし、四足での日常成果はスマホも使えないしパソコンも使えない。


四足の状態でパソコンを使ったときには、

一瞬で頭がパソコンの画面に激突し仕事どころではない。


改善方法は2つ


 ①上腕二頭筋の発達を止め、中枢神経系のトレーニングを行うこと

 ②二足歩行で四足歩行の身体の使い方を獲得すること


現代人が肩こり・腰痛を改善する方法は最善と考える。


スポーツ選手が二足歩行でスポーツを行っている。

ダイエットしている人が二足歩行で運動を行っている

故障してる人が二足歩行で歩いてる。


これら大きな脳を支えながら行ってますので、

肩こり・腰痛のリスクを増しながら行っているとも考えられます。


皆さん、早く四つ足の動かし方を獲得しましょうね。


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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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