「重心移動で筋肉量アップ」は『時期』を選ぶ必要がある

おはようございます。

「東京→品川」間の新幹線貸切ツイートが、一番の売りであるトレーニング動画の配信より反響があり、コロナウィルスに敗北宣言をした石川です。(品川3人、新横浜4人乗車と、朝一ながら圧倒的に少ない)

あまり冗談まじりでお話しできる話題ではないですが、コロナで「おすすめトレンド」の恐ろしさを知りました。

今日は "トレンド欄" に、石川貴之が考える『重心移動で筋肉量アップ』が表示される予定です。(※限りなく0%に近い...)


▶︎神経系トレーニングの中でも、パフォーマンスを落としかねない

ぼくの中での最近の「トレンド」は、上述にもあげた『重心移動で筋肉量アップ』です。

旅先(指導先)では、この種のトレーニングを、指導の第一選択肢にしておりまして、下記の3つがポイントと捉えています。


▷この時期にトレンドとして『重心移動で筋肉量アップ』が必要な要点

①試合期から一番遠い

②瞬発力をつける前のベースづくり

③冬に鍛えた、平衡感覚からの関連性


オフシーズンが少ないインドア競技は、「筋肉量UP」を目的する、「故障のリスクの高い」(※リスクヘッジは相当考えてます)トレーニングを、どの時期に入れるかは重要です。

トレーニングで故障をさせてしまっては、本末転倒でしかなく、契約が継続することはありません。

神経系トレーニングの売りは、「トレーニング後でもカラダが軽くなり、脳疲労はあるものの、動きのキレを引き出す」ことです。

なので、試合期におこなってもパフォーマンスが向上するので、「これからゲームなんですけど...」という疑問は問題なく、むしろ「いつもより動けてる!」という感覚が芽生えます。

しかし、コロナウィルスを超える「おすすめトレンド」の、『重心移動で筋肉量アップ』だけは、提供しているトレーニングの中で、取り扱いを最も気をつけなくてはなりません。

なぜなら、一定期間パフォーマンスを落とす可能性があり、故障のリスクも通常の神経系トレーニングより高くなるのです。

そんなシロモノを試合期など関係なくメニュー提供しては、勝てるものも勝てなくなることは、想像できるでしょう。

監督さんから「今日の選手たち、カラダが重そうだったけど...」と言われてしまっては、プロ失格です。

つまるところ、新人戦が終わり、インターハイへの準備が始まるこの1ヶ月が、トレーナーとして、リスキーで最大の勝負所なのです。(※大体のチームにメニュー提供が終わったので、怪我なく、速くこの時期が終わらないかとソワソワしてます)

もう一点、『時期』とともに『季節性』の視点を忘れてはいけません。

この種のトレーニングは、分かりやすく1年を12ヶ月で割ると、2ヶ月しか行いません。

「えっ!?そのもう一ヶ月どこで?」という疑問は、時期がきたらご説明しますね。


▶︎やはり目的の共有が大事

昨日は静岡県島田商業高校で指導してきましたが、どういう意図を持って行うかの目的の共有は、トレーニング前に入念に行います。

それは選手とだけではなく、監督・コーチ陣ともです。

場合によっては、日々の練習時間を短くしたり、ゲームの量を減らすなど、工夫が必要になるからです。

そして、「睡眠・食事・ストレッチ」と、いつも以上に自分のカラダに気を配ることを、伝えてあります。(※それだけメンテナンスを気をつける必要があるということ)

一日たった選手たちは重度の筋肉痛におそわれ、階段をくだると自分の体重を支えられず、「ゴロゴロゴロ!」と、転げ落ちる様子を、動画におさめたら面白いと妄想してます。(※はい、絶対にMではありません!)


まとめると、神経系トレーニングの中でも、『重心移動で筋肉量アップ』を目的とする種目の選択は、試合期から一番離れた時期に行うことが重要であるということ。

そして、いつもよりも自分のカラダに気を配ることが必要ということ。

ここは抑えて欲しいと思います。

トレーニング提供や、ご自身でエクササイズをしている方は参考にしてくれたら、嬉しいです。


明日からは沖縄に行ってきます。

トレーニング指導・動画撮影・沖縄カップの打ち合わせ・愛知学院大学が合宿最終日なので飛び込みと、割と忙しい日々になると思いますが、ブログ頑張ります。

応援してくれている方には本当に感謝です。


それでは、また更新しまーす。

みなさま良い一日をお過ごしくださーい^^


※昨日のブログは、「マグロの刺身」と「白子ポン酢」を食べ、脳に栄養を与えながら書きました。

※「熱海行き」の表示を見ると、温泉が恋しくなり、思わず下車しようと、足が勝手に動いてしまう。みなさん、そんなことありませんか!?


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※ゼロ・グラヴィティ理論は重心移動のベースとなるトレーニングがあります。

こちらも参考にしてください(^^


”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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カラダラボ代表の石川貴之の独自コンディショニング理論が待望の書籍化!

「カラダラボの技術は世界を変えるに違いない」

米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。