四足歩行の動作をインプットし「最速の男」になろう


陸上トラック競技の男子100mは、誰もが魅了されるオリンピックの花形競技で、リオデジャネイロ五輪のウサインボルトのパフォーマンスには抜かれた。


世界記録はそのボルトが2009年にベルリンで残した9秒58で、日本最速はサニブラウンが2019年に記録した9秒97で、日本人も10秒の壁をいよいよ切り出した。


1998年に伊東浩司が10.00秒ジャストを残してから、日本人が初めて9秒台を公式記録とする、2017年桐生祥秀の9秒98という記録。


0.02を縮めるのに10年の歳月を要し、世界記録に関しては10年以上破られていないのだ


その0,01秒を縮めるのに弛まない努力があり、「10秒で終わる競技」に世界が魅了される。


これこそが四足歩行から二足歩行に移動の手段を変化し、遅筋群を神経系の進化に回してきた我々の、『運動パフォーマンスの進化』に立ち会える瞬間だ。


そう考えると、日本人にとってまだ必要なトレーニングとは、「体幹から始動する四足歩行のカラダの使い方を、二足歩行で実現することにある」と考えるのだ。


つまり、農耕民族としてのDNAが受け継がれた日本人のカラダの使い方は、「エイサッ、ホイサッ」と屈曲と伸展の動作を繰り返しため、脳にインプットされた動作が単純。


その一方で、狩猟民族の期間が長かった選手はカラダの使い方が複雑で、その最たるモノが四足歩行のカラダの使い方がまだ残っていて、体幹から動き出すことができると考える。


なので、日本人選手がカラダを動かす「始動のポイント」を変えることができれば、いつか五輪100m決勝のゴールを最初に迎える日が来るであろう。


その方法論は、ゼロ・グラヴィティ理論として記したのだ。



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トップレベルのコンディショニングエキスパートが集うサロン<カラダラボ>の代表。 自身のコンディショニング技術の集大成とも言える、「ゼロ・グラヴィティ理論」で 世の中の間違ったトレーニング方法やカラダづくりを、正そうとしている。

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米ハーバード大学主催のコンテストで”最もユニークなスタートアップ”に選ばれるなど、いま世界で大注目の米国シリコンバレー発医療系スタートアップ【Toi Labs, Inc.】 の創業者であるヴィクラム カシャプ氏も太鼓判を押し、まえがきを寄せる。